格安SIM通信速度比較、体感速度を知りたいなら「スマホ辞典」を見るべき理由

格安SIMを選ぶ際に、誰もが気にするのが通信速度(ネットの繋がりやすさ、スピード)だと思います。

格安SIMを契約しても、「まったく繋がらない」「遅くて使えない」とならない為に、どのMVNO(格安SIM会社)が一番通信速度が早いのか?安定してネットに繋がるのか?調べてから契約する人が多いのではないでしょうか。

インターネットで調べると、多数の格安SIM系サイトが実際に測定した各MVNOの通信速度比較やランキングを発表しています。
しかし、それぞれ測定結果が違うので、結局どのサイトを参考にすれば良いのかわからない、どのサイトを信用して良いのかわからない人も多いかと思います。

そこで今回は格安SIMの速度比較サイトを見る際のポイント、契約前に見るべき格安SIM速度比較サイトを紹介します。

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格安SIM速度比較サイトの選び方

「格安SIM 速度」や「MVNO 通信速度」で調べると、大量の比較サイトが出てきます。
しかし、どの結果も同じではありません。

それは、各サイトによって測定方法などに違いがあるからです。
どうやって通信速度を測るのか、という基本的なことはもちろん、測定に使用しているスマホ、測定する時間帯、場所などが各サイトによって異なります。

そのため、例えば「mineoの2016年11月の通信速度」と言うピンポイントの情報を探しても、サイトによっては違う数値がでます。

では、それぞれ違う測定方法の中で何を基準にサイトを選べばいいのでしょうか?

私のおすすめは「実際にデータのダウンロードやページ表示で速度測定をしているサイト」です。

速度測定のスピードテストアプリは信用できない

通常、格安SIMの速度比較を行う場合はスピードテストアプリを使用します。
アプリ上に「○○Mbps」と現在の通信速度が表示されるアプリですね。

しかし、スピードテストアプリでは体感の通信速度とはかけ離れた数値が出てしまう事があります。

実際には通信速度が速いにもかかわらず、スピードテストサーバーが混雑している事により表示上の数値は低い、などのケースです。
逆に、スピードテストアプリ上では速い数値が表示されているのに、ユーザー周辺の基地局が混雑しているために実際に使ってみると画像の表示が遅い、動画が再生されないなど体感的には数値以下の速度になっていることもあります。

私も色々なスピードテストアプリを使用してきましたが、数値上は良い速度なのに実際にネットを接続してみると全然ダメ…と言う事が何度もありました。

また、一部のMVNOでスピードテストのみ、速度を上げているなどの疑惑も上がっています。
そのためスピードテストアプリでの速度比較は、参考にはなりますが実際の体感速度とは大きく異なり、信頼性が薄いとも言えます。

一番信頼度が高い格安SIM速度比較は「スマホ辞典」!

そこで私がオススメしたいのは、MVNO格安SIMや格安スマホを扱う大手サイト「スマホ辞典」です。

スマホ辞典

スマホ辞典では2016年3月より「スピードテストアプリやサイトの通信速度結果が現状全く参考になりそうにない」との理由で、計測方法をスピードテストアプリから動画や画像のダウンロードといった実際の利用シチュエーションでの実効速度へと変更しています。

変更になった2016年3月当初はYouTubeをHD画質で再生した際のダウンロード速度を計測していましたが、MVNOで動画見るユーザーも少ないだろうという理由で、さらに2016年10月からはより多くの人が利用するであろう画像とWebサイト(楽天モバイル公式HP)の読み込み時間の測定に変更されています。

このように、スマホ辞典ではよりユーザーが実際に使用した時の速度に近い状態での測定に常に変更が行われています。

スピードテストの結果も併せて記載されてはいますが、単純にスピードテストで表示されている数値を書き写すのではなく、実際に使うときの再現(Webサイトの表示)を測定しているので格安SIMの速度測定としては一番実際に自分が使用した体感速度に近い測定ができているのではないかと思います。

格安SIMの速度比較では単発の記事や間が空いてしまっているものなども多いですが、毎月きちんと月初にその月の速度比較をアップし続けているのもポイントが高いです。

格安SIM通信速度比較の見方

以前、友人にどこのMVNOが一番早いの?と聞かれた際にスマホ辞典の速度比較ページを教えたところ「なんか数字がいっぱい書いてあるけど見方がわからない」と言われたことを思い出したので、通信速度の見方を軽く紹介します。

「スピテス」は上記のスピードテストの測定結果、「画像」は画像ダウンロードの際の測定結果です。
○○Mbpsの数字の部分は大きいほどネットが早い、と考えて下さい。

speedtest1

スマホ辞典で便利なのが「Webサイト読み込み時間」です。
測定は非常に表示が重い楽天モバイルの公式HPなので、MVNOの通信速度としては10秒で合格点、5秒だと相当好調と目安の記載があります。

普通の人は○○Mbpsと言われても、それが速いのか遅いのか分からないと思いますが、こうして「Webサイトの表示時間」で記載してあるととてもわかりやすく、格安SIM初心者でもどの程度のスピードが出るのかイメージしやすいと思います。

で、どこが一番速いの?

じゃあ結局どこが一番速いの?と言う話ですが、今月(2016年11月)の測定結果を見るとY!mobileが断トツですね。

ただ、キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)に近い料金設定なので、Y!mobileが格安SIMと呼べるのかは微妙なところです。料金が高いのであれば、速度が出るのも当然と言う気もします。

個人的にはUQ mobileのスピードに驚きました。
最近テレビCMなども頻繁にやっているので、人数が増えてこの速度であればかなり優秀なのではないかと思います。(格安SIMの場合、利用者が増えれば増えるほど基本的に速度は落ちます)

また、速度比較サイトを見る際に大事なのは「連続した何ヶ月かの記録を見る」ことです。
一時的に爆発的な速度が出る事はありますが、たまたまその月だけで終わるパターンも多いです。

格安SIMを選ぶ際は、「単月だけでなく連続してそのスピードが出てる」ことを確認してから契約するようにしましょう。
その点、NifMoは朝は遅いですが半年間スピードを保ち続けており、安定感があるのでかなり良いですね。

格安SIMを選ぶ理由は速度だけではありませんが、毎日使う物なので回線スピードは重要です。
まずは気になる格安SIMをいくつかピックアップして、スマホ辞典で数ヶ月分のデータを吟味してから契約することをオススメします。