HUAWEI 3つの「最新lite」の違い、P・nova・Mateは目的で選ぼう
値段の割に優秀と高評価のHUAWEIのSIMフリースマホ。その中でも価格を抑えた廉価版スマホが「lite」シリーズです。liteシリーズは非常に人気がありますが、いざ選ぶとなると種類が多すぎて迷う人も多いと思います。
HUAWEIのスマホは「Pシリーズ」「novaシリーズ」「Mateシリーズ」と大きく3つのシリーズに分かれており、それぞれのシリーズで通常版、高級版(Pro、Plus)、廉価版(lite)が発売されています。その中でも廉価版の「lite」は充分なスペックながら価格が2~4万円代と手頃なため、SIMフリースマホのユーザーに愛用者が多いシリーズです。
そこで、最新の「lite」シリーズ3機種「P20 lite」「nova lite 2」「Mate 10 lite」に絞って、機能や特徴を分かりやすくまとめてみました。機種選びに迷っている人は、参考にしてみて下さい。
HUAWEI lite各シリーズの特徴はこれ!
先に分かりやすく各シリーズのオススメポイントを伝えたいと思います。
nova lite 2:価格重視派にオススメ
Mate 10 lite:スペック重視派にオススメ
そもそもHUAWEIのliteシリーズは日常生活で普通に使う分にはどれもまったく問題ないレベルなので、正直どれを選んでも充分快適に使えるとは思います。ネットとSNSくらいしか使わないのであれば、ぶっちゃけ1年前の型落ちモデルでも問題ないくらいです。
ただ、せっかく新しいスマホを買うのであれば、少しでも自分の好みに合ったモデルを選びたいですよね。そこで、liteシリーズ3機種の特徴をそれぞれ詳しく見てみます(3機種を比較したスペック表は一番最後にあります)。
P20 lite(34,538円)
HUAWEI P20 lite | 携帯電話 | HUAWEI Japan
P20 liteの一番の特徴は、パッと見て一目瞭然のフルビューディスプレイです。iPhone X登場以降、ギリギリまで画面を広げたこのタイプのディスプレイが流行っていますね。デザイン的に好き嫌いはあると思いますが、画面いっぱいを使えるのでサイズの割に表示範囲が広いのが特徴です。HUAWEIでフルビューディスプレイなのは今のところP20シリーズのみなので、片手持ちは違和感なくできる大きさで、できるだけ画面を広く使いたい!と言う人にはオススメのモデルです。2280×1080のフルHD+スクリーンなので表示も綺麗です。
P20 liteの発売日は2018/6/15と3機種の中で一番新しいモデル。とにかく新しいのがいい!と言う人はP20 liteを選びましょう。定価は34,538円と値ごろ感がある価格帯で、Amazonなら30,198円。2~3万円くらいが予算と言う人にはちょうどいい価格帯ですね。現在はAmazonプライムデーでLINEモバイルSIMセットが24,516円とさらにお買い得になっています(SIMはセットになってますが契約しなくてもOKです)。
P20 liteはカメラが強いのもメリット。今回上げたliteシリーズはどれもHUAWEIのウリであるダブルカメラ仕様ですが、P20 liteは暗い場所の撮影に強いのが特徴。さまざまな照明条件下で最適な明るさのバランスを取るために、11パターンの色温度設定から最適なフラッシュ光で撮影できる「LCDスクリーンフラッシュ」技術を採用しノイズを低減しています。
インカメラも約1600万画素、ピクセルサイズ1.0μm、画角約78°のワイドアングル、F値2.0の明るいレンズを搭載。自撮りにも強いモデルになっています。
P20 liteはフルビューディスプレイ、カメラ性能に惹かれたら買い!のモデルです。
nova lite 2(28,058円)
HUAWEI nova lite 2 | 携帯電話 | HUAWEI Japan
「コスパ最強スマホ」と名前が挙がる事が多いのが、nova lite 2。
前作のnova liteも大ヒットしましたが、nova lite 2はスペックアップしつつも定価は28,058円と2万円台をキープしています。
メモリはROM 32GB/RAM 3GB、CPUはHUAWEI Kirin 659、外部メモリはmicro SDスロットで最大256GBまで拡張可能と、日常使いには充分なスペック。バッテリーも3000mAhと大容量。これで2万円台とは恐れ入りました。特に欠点がなくサクサク使えるモデルなので、SIMフリースマホの入門機としてもオススメです。
ミドルスペックの優等生と言う印象のnova lite 2ですが、やはり最大のウリはその価格です。Amazonでも2万円を切っており充分安いのですが、狙うべきは私の大好きな楽天モバイルの投げ売りセール。楽天モバイルは数カ月に一度、古いスマホの激安セールを行うのですが、そのラインナップにnova lite 2が入っています。
現在はサマーセール中でなんと…一括払い6,600円!!!
1万円以下、えげつない安さです。あまりに安すぎて「ハイハイどうせ3年縛りとかスーパーホーダイ契約必須なんでしょ」と思ったら、普通に組み合わせプラン(通常の料金プラン)で契約できます。まじかー。
間違いなくぶっちぎりで最安値なので、価格重視派の人は楽天モバイルでnova lite 2を買いましょう。コスパと言う観点で言えば、どう考えても最強です。サマーセールは期間限定なので「もう終わってるよ!」とガッカリした人も大丈夫です。楽天モバイルでは一回投げ売りになった機種は、その後もちょいちょいセールに登場します。狙った機種がある場合は、こまめにキャンペーンを覗いてみましょう。
nova lite 2はとにかく安くてサクサク動くのが欲しいなら買い!のモデルです。
Mate 10 lite(46,224円)
HUAWEI Mate 10 lite | 携帯電話 | HUAWEI Japan
liteシリーズと言いつつ、この中で頭一つ抜けているのがMate 10 lite。
ミドルレンジクラスのSIMフリースマホではありますが、ややハイレンジ寄りのスペックです。
16nmプロセスでオクタコアCPUのKirin 659チップセットは最大2.36 GHzの高クロックで、4GB RAM/64GB ROMとともに複数のタスクを効率的に実行できます。オンラインゲームやリズムゲームなど負荷の大きい使い方をする人はこのクラスにしておくと安心と言うスペック。
カメラも前面が2つ、後面が2つの4レンズ仕様(P20 lite、nova lite 2は3レンズ)。メインカメラだけでなくインカメラも明るいf/2.0レンズの1300万画素カメラと1.75um大型ピクセルカラーセンサーの200万画素カメラのダブルレンズなのでインカメラでボケ効果を出すこともできます。 5.9インチとディスプレイは大きいですが、ベゼルレスなのでデザインは非常にスッキリしています。
ただ、お値段もそれなりです。定価46,224円。ミドルレンジのSIMフリースマホと言うと2~3万円台を想定している人が多いと思うので、4万円台はちょっと手が出しにくい金額ではありますね。
もし買うのであれば、Mate 10 liteはAmazonが安いです。本体のみで33,342円。これなら充分ミドルレンジと言える価格帯です。現在はAmazonプライムデーでOCNモバイルSIMセットが27,980円(SIMはセットになってますが契約しなくてもOKです)。2017年モデルとは言え、このスペックでこの価格だったらかなりお買い得だと思います。
Mate 10 liteはミドルレンジだとスペックがちょっと不安なら買い!のモデルです。
HUAWEI lite各シリーズ価格・スペック比較
最後に簡単にスペックを書き出してみます。
P20 lite | nova lite 2 | Mate 10 lite | |
発売日 | 2018/6/15 | 2018/2/9 | 2017/12/8 |
定価 | 34,538円 | 28,058円 | 46,224円 |
Amazon | 24,516円 | 19,600円 | 33,342円 |
画面 | 5.84インチ | 5.65インチ | 5.9インチ |
メモリ | ROM 32GB RAM 4GB | ROM 32GB RAM 3GB | ROM 64GB RAM 4GB |
CPU | HUAWEI Kirin 659 | HUAWEI Kirin 659 | HUAWEI Kirin 659 |
メインカメラ | 約1600万+約200万画素 | 1300万+200万画素 | 1600万+200万画素 |
インカメラ | 約1600万画素 | 800万画素 | 1300万画素+200万画素 |
価格重視なら楽天モバイルでnova lite 2を。
フルビューディスプレイの最新スマホならP20 lite。
ヘビーユーザーでそこそこのスペックが欲しいならMate 10 liteがオススメです。
nova lite 2はとにかく安いので、年配の親御さんや子供用にキープするのも良いですね。
使い方に合わせて選んでみて下さい!