週刊少年ジャンプをスマホ(電子版)にして3年経過。良い点・悪い点まとめ
小学生の頃から買い続けている週刊少年ジャンプを、3年前に電子版に切り替えました。
毎週コンビニで買って部屋に積み上がっていた紙のジャンプから、スマホで通勤中に読める電子書籍のジャンプ(定期購読)へ切り替えて4年目。
電子版に切り替えようかな?でも価格とか使い勝手とかどうなの?と迷っている人のために、電子版少年ジャンプ、およびアプリ「少年ジャンプ+」の実際使った感想をレビューしたいと思います。
ジャンプ以外の無料漫画アプリのオススメ記事はこちら
週刊少年ジャンプ電子版の値段は、紙より安い?
まず気になるのは「紙より電子版の方が安いのか?」と言う点ですが、答えはYESです。
紙の週刊少年ジャンプの定価は現在255円~260円。(号により異なる)
電子版の週刊少年ジャンプの値段は単品購入で250円と、少しだけ安くなります。
また「定期購読」にすると毎月900円で1ヶ月分のジャンプが読めます。
基本的にジャンプは月に4冊の販売(月曜日が5回ある時は合併号で調整)なので、1冊あたりの値段は225円。
1冊単位で見ると30円、月4冊×12ヶ月=1,440円と微々たる金額ではありますが、電子版ジャンプの方が紙よりは安くなります。
ジャンプを読むなら、アプリ「少年ジャンプ+」を使おう
ジャンプ電子版はパソコンやスマホのブラウザでも読めますが、私は「少年ジャンプ+」というアプリから読んでいます。
「少年ジャンプ+」は「ジャンプの漫画が無料で読める」が宣伝文句の漫画アプリですが、確かにジャンプ系の無料漫画が充実しています。
「少年ジャンプ+」にはいくつかのカテゴリがあり
・週刊少年ジャンプ
・無料連載
・無料読み切り作品
・少年ジャンプルーキー
・コミックスストア
などが提供されています。
週刊少年ジャンプは、紙で発売されているものと同じ内容なので当然有料です。
私は定期購読しているので毎週自動的に購入済みになっており、ダウンロードするだけで読めるようになっています。
無料連載は他の無料漫画アプリと比べて、ジャンプ系の作品やジャンプ作品の外伝が豊富なところが魅力。ここでしか無料連載していない作品も結構あるので、無料連載だけを読みに来るのもアリだと思います。(無料連載は会員登録や定期購読ナシで読めます)
ルーキーは正直あまりレベルが高くありませんが、読み切り作品は先日話題になった「転生したらヤムチャだった件」など面白い作品が多いです。
コミックスストアはジャンプコミックの電子書籍販売で、単行本1冊400円です。
紙のコミックスが1冊432円なので少しお得ですが、Kindleと同じ価格なので電子書籍を買うのであればわざわざジャンプ+で買わなくてもいいかなと言う気がします。
アプリ「少年ジャンプ+」の使い勝手
動作はたまに反応が無くなる時がありますが、おおむね問題ありません。
数年前は重いなーと思う事がありましたが、ここ数年でかなり改善されて動作が軽くなりました。
ビューアーは電子書籍らしく明るさ調節、タップ範囲の調節機能があります。
しおりも挟めますが、デフォルトで途中で閉じると再度開いた時に前回と同じ場所が開くようになっています。
目次があるので、見たい作品だけスムーズに読めるようになっています。
私は決まった作品しか読んでいないので、これは便利。
全体的に欲しい機能は押さえてくれており、動作もスムーズで使いやすいアプリです。
週刊少年ジャンプ電子版の良い点
紙のジャンプをやめて、電子版に切り替えようか迷っている人の参考に、電子版を3年使ってみての良い点・悪い点も挙げてみたいと思います。
ゴミが出ない
紙のジャンプから電子版のジャンプへ乗り換える人のほとんどが、この理由ではないでしょうか?
毎週積み上がるジャンプ。ゴミの日にまとめる作業。絡まるビニール紐。
電子版にしてから捨てる手間がない事がこんなに快適なのかと驚きました。(部屋も綺麗になりました)
買いにいかなくていい
これもゴミ問題同様、紙から電子版に乗り換える大きな理由になりました。
電子版は、毎週月曜日の午前5時頃に配信されます。
いつもは仕事帰りにジャンプを買って帰る、というのが定番の帰宅コースでしたが、電子版なら朝の通勤中に確実に読めるので早く読みたいタイプの人にもオススメです。
在庫切れがない
単に買いにいくのが面倒と言うだけでなく、紙のジャンプを買っていた時は、仕事帰りにコンビニに行っても「ジャンプが無い!」と何件かハシゴする事がありました。都心部では、月曜の夕方には完売してしまう事も有り、やっとのことで見つけたラスト1冊が「立ち読みの人達の手垢まみれでぐしゃぐしゃ、表紙が破けて半分無い」なんてことも。
20年以上ジャンプを買い続けていますが、どれだけ探しても在庫切れで買えなかったことが過去数回あり、そういったリスクが無いのはかなりのメリットだと感じています。
紙より安い
冒頭に述べましたが、紙のジャンプより少しだけ安いです。
個人的に、電子版の利便性を考えれば紙より高くなければ良いかなと思いますが、それでも少しでも安いのは嬉しいです。
バックナンバーが読める
電子版ジャンプは、購入した号はどれだけ時間が経っても読み返すことができます。
私は2014年から定期購読をしているので、2014年からのバックナンバーが全て揃っており、いつでも再ダウンロード可能。
バックナンバーを見返すことはあまりないですが、たまに昔のジャンプを開いて懐かしい気持ちになります。
また、時々ですが、数十年前の「19xx年のジャンプ」が無料配信されることも有ります。
週刊少年ジャンプ電子版の悪い点
容量を食う
「少年ジャンプ+」のアプリ自体はそれほど容量は大きくありませんが、書籍データをスマホ本体にダウンロードするので容量が圧迫されます。
試しに1冊ダウンロードして容量の差異を見たところ、週刊少年ジャンプ1冊で約80MBでした。
1冊だけだと大した容量でないように見えますが、毎週毎週ダウンロードするので結構あっという間に溜まります。
保存先は本体orSDカードが選べるのでAndroidの人は問題ないと思いますが、iphoneの人はちょこちょこ消さないと容量オーバーになる可能性があります。
一部のコンテンツが未収録
基本的に電子版に収録されている全ての漫画や記事・作家コメントは紙と同じ収録内容です。
読者アンケートもありますが、電子版では綴じ込み付録やシリアルコードが一部未収録の場合があります。
また、懸賞などは紙の企画なので応募できない場合があります。
他の電子書籍と同様ですが、ジャニーズ事務所など一部芸能人の写真は黒塗りにされています。(銀魂の堂本剛さんも黒塗りになっていました)
画面が小さい
お前のスマホサイズの問題だろ!と言う話ですが、もともと少年ジャンプのサイズが大きいだけに、スマホサイズになるとなおさら画面が小さく感じます。
ワンピースなど、細かい文字や書き込みが多い漫画は、流し読みで細かい部分まで見るのは厳しい時もあります。(もちろん拡大はできます)
最初の数回ですぐ慣れはしましたが、結局どの電子書籍でも、最終的には「紙の質感・大きさ」vs「電子の便利さ」になるのかなと言う気はします。
週刊少年ジャンプを電子版で読もう!
ジャンプは電子版が快適だよ!と言う話でした。
とにかくゴミが出ないのがいい。月曜日に探し回らなくていいのが嬉しい。
最近は月曜の朝に通勤電車で半分読み、帰って来てからお風呂で半分読むのが日課になっています。
スマホで読めるようになって、家以外でジャンプを読むようになったので、帰宅してから家で使える時間も増えました。
紙から電子版に切り替えようかと迷っている人には、是非電子版を!とオススメしたいと思います。
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