mineo「LaLa Call」で通話料が1/10になった!料金・音質レビュー。
mineoを契約したので通話料が安くなる「LaLa Call」を利用してみました。
格安SIMはキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)と違い、無料通話やかけ放題がついていない代わりに月額料金が安くなっています。
そのため、電話する場合は「○分ごとに△円」の料金がそのままかかります。(料金自体はキャリアと一緒ですが割引がありません)
格安SIM会社は通話料の負担を少なくするため、各社通話アプリやIP電話などで通話料が安くなるサービスを提供しています。
mineoの場合は「LaLa Call」と言うIP電話アプリです。
今回初めてLaLa Callを利用してみたので、詳しい料金や通話音質などレビューしてみたいと思います。
LaLa Callの設定方法
LaLa Callを使うには、まずアプリをインストールします。
次に、LaLa Callを使う設定(申し込み)をします。
難しい事はなく、基本的にアプリ上の画面の指示に従ってポチポチしていれば設定は終わります。
LaLa Callの登録をすると自分用にIP電話の電話番号(050からはじまる電話番号)が無料でひとつ貰えます。
私は特に必要ないのですが、仕事用、プライベート用など用途によってもう一つ電話番号が欲しい人にはありがたいサービスですね。
LaLa Callの月額料金・通話料金
LaLa Callの月額料金ですが、今のところは無料です。
ただし、2017年2月1日から月額基本料100円へ価格改定されます。
月額基本料金には無料通話が100円分つくので「無料」から「実質無料」になりますね。
最初は「月額料金かかるのか~」とガッカリしましたが、実際に使ってみたところ2分弱の電話で70円以上通話料が安くなったので、月額料金の元は取れるのかなと思っています。(詳しくは後述します)
LaLa Callの通話料金一覧はこちらです
通話先 | 通話料金 |
---|---|
LaLa Call | 無料 |
携帯電話・スマホ | 1分 18円 |
PHS | 1分 20円 |
固定電話 | 3分 8円 |
また、IP電話で無料提携しているKDDI-IP電話、BIGLOBEフォン、@niftyフォンなどの通話も無料になります。
LaLa Callを使用しない時の通話料は1分 40円です。
これはmineoだけの通話料ではなく、他の格安SIM会社やキャリアでも同様です。
LaLa Callを使用すると、携帯電話に電話する場合は約1/2、固定電話の場合は(3分通話した場合)1/10以下の料金になります。
LaLa Callを使ってみた
LaLa Callの登録をした翌日、歯医者に予約の電話をしてみました。
電話する手順は普通の電話と変わりありません。LaLa Callを起動して、ダイヤルボタンを押します。
なんと言うお得感!!
1分40秒の電話でしたが、通常の電話料金だと80円もかかっています。
短い電話でも意外にかかるんですね~。
今までこういう表示が出てなかったので、宅配便の再配達やお店の予約などちょこちょこしていた通話にこれだけお金がかかっていると言うことに気づいていませんでした。こわいこわい。
LaLa Callで固定電話に電話する場合、通話料金は3分 8円です。
1分40秒なので8円より安くなるのではないかと思っていたのですが、10秒でも100秒でも3分以下で一律8円、と言う計算になるようです。
それでも、1/10の料金。
2017年から月額100円かかると言う事ですが、これだけ短い電話で70円以上の節約ができているので、ちょっとした連絡に使うとしても月2回電話すれば充分もとが取れると思いました。
LaLa Callの通話音質
IP電話で一番心配なのは通話音質です。
IP電話は電話回線でなくインターネット回線を使っているので、どうしても電話回線より音質は劣ります。
インターネットが混雑している時間帯や周りの環境によってはまったく使えない…と言う話もよく聞きますね。
私の場合は家の中(wifi接続)から近所の固定電話へ、と言う安定した環境だったからか、途切れる、音が聞こえない、ノイズが入るなどの不具合はなく普通に話せました。
ただ、純粋な音質と言う点ではこもったような、それでいてスピーカーホンのようなボワボワとした音質ではありました。
こちらも相手も静かな環境の中での通話だったので聞き取れないこともなく通話できましたが、通話する環境にかなり左右される、と言う点は覚えておいた方が良さそうです。
LaLa Callの着信通知
LaLa Callはアプリが起動していない状態でも、電話の着信があると着信通知がされます。
ただし、スマホ本体側の設定で通知がOFFになっていると通知が表示されないのでLaLa Callの通知が来ない!と言う人は一度設定をチェックしてみましょう。
通知の設定はスマホ本体の「設定」→「通知パネルとステータスバー」→「通知センター」→LaLa Callで確認できます。
「ステータスバー」「バナー」「ロック画面」のそれぞれをON/OFFできるので、全てONにしておくと電話がかかってきても見逃さずに済みます。(デフォルトは「ステータスバー」のみになっていました)
また、LaLa Callアプリの「設定」→「オプション設定」→「プッシュ着信通知」でもプッシュ通知のON/OFFができます。
LaLa Callアプリの設定では、通話音量の設定や発信者番号通知の設定、着信音やバイブの変更もできます。
LaLa Callをインストールしたら「スマホ本体の設定」、「LaLa Callアプリの設定」両方を一通り確認しておきましょう。
LaLa Callの留守番電話
LaLa Callの良い所に、無料の留守番電話がついているという点があります。
基本的にLaLa Callは発信専用で受信は090の電話番号、と言う人が多いとは思いますが、mineoユーザーの家族とはLaLa Call同士で無料通話する、用途別に電話番号を分けている、と言う人にはありがたいサービスですね。
留守番メッセージの録音時間は90秒で、最大20件までメッセージが登録可能です。
LaLa Callでかけられない電話番号
LaLa Callをメインで使いたい、と言う人のためにLaLa Callでかけられない電話番号の一覧を記載しておきます。
フリーダイヤル | 0120-×××-×××× |
ナビダイヤル | 0570-0××-××× |
テレドーム | 0180-99×-××× |
警察署 | 110 |
海上保安庁 | 118 |
消防署 | 119 |
番号案内 | 104 |
電報受付 | 115 |
時報 | 117 |
災害伝言ダイヤル | 171 |
衛星船舶電話 | 090-302-××××× |
消費生活相談受付 | 188 |
児童虐待通告・相談受付 | 189 |
※天気予報(177)も発信不可ですが、市外局番+177での発信は可能になっています。
最近は番号案内104番などを使う人は少なくなっているとは思いますが、困るのはナビダイヤル、緊急時の110番や119番でしょうか。
緊急時のために、メインの回線は別途もっておいた方が良さそうです。
音質もありメインで使うのは微妙かなと思うLaLa Callですが、その反面、使い勝手も良く大幅な通話料の節約ができるのでサブ回線としては優秀なアプリだと思います。
来年までは月額利用料金もかからないので、まだ使った事がないと言う方はお試しで使ってみてから月額料金を払うか検討してみてはいかがでしょうか?