チームラボお台場ボーダレス ネタバレ完全攻略!予習して混雑&見逃しを回避しよう

お台場のチームラボ「ボーダレス」に行ってきました。
行く前はどんなイベントかいまいち想像できなかったのですが、実際に行ってみると「思ったのと違ったな」「最初からこうすれば良かったな」と思った事が結構あったので、感想と混雑&見逃しを避ける攻略法をレポートしたいと思います。

お台場のチームラボ「ボーダレス」は、会場内の通路や大広間ももちろん綺麗ですが、小部屋で色々な映像作品が見れるようになっています(メインビジュアルになっている「ランプの森」も小部屋です)。会場内は暗闇&小部屋の入口が分かりにくい構造になっており「この部屋を見ずに帰ってしまう人もいるのでは…」と感じた所がいくつかあったので、「ボーダレス」会場内の全部屋についてレポートしたいと思います。

「ネタバレを見ずに初見を楽しみたい!」という人はこのまま戻るボタンを押すか、折角なので他の記事を読んでもらえると嬉しいです。折角行くからには見逃しは避けたい!という人は、事前にチェックして予習してみて下さい。

なお、私は平日の比較的空いてる時間に行きましたが、30分以上並ばないと入れないような部屋もあったので、土曜・休日に行く場合は事前にチェックしてから行くことをお勧めします。

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チームラボお台場「ボーダレス」はどんなイベントか

まず最初にイベント全体のイメージを掴んでおきましょう。
私も行く前はどんなイベントかいまいち理解していなかったのですが、基本は「会場内の床・壁・天井に綺麗な映像が投影されるのを見て楽しむ」イベントです。ただ眺めて楽しむも良し、非常に「インスタ映え」するので写真を撮りに行くという目的にも向いています。室内から出ないので、雨の日のレジャーとしてもオススメ。

teamlabボーダレスランタン

広さは1階~4階まで。想像してたより広かったです。「ボーダレス」の特徴として、会場内の地図や案内図がありません。そのため入った時は「あれ、これだけ?狭いな」と感じましたが、迷ったり数々の小部屋を回ったりして意外に時間がかかります。中でお茶を飲んだり休憩する時間を含め、私は全部回るのに3時間かかりました。ただ、これは特に何も考えず手当たり次第歩き回ったからで、後述の攻略法通りに進めばもっと効率的に、短い時間で全部のゾーンが見られるはずです。

teamlabボーダレス子供

また、私は事前に知らなかったので意外だったのですが、4階がまるまる「運動の森」という子供向けゾーンになっています。子供が跳ねまわるトランポリンやアスレチック的な場所があったり、絵を書いて壁に投影させるコーナーがあり、子供が楽しめる場所になっています。そのため、客層的にはカップルや女性同士のグループが中心と思っていたのですが、子供連れも多かったのが印象的でした。「子供を連れていくと浮いてしまうかな?」という心配は不要です。

チームラボお台場「ボーダレス」の効率的な周り方

前述の通り、「ボーダレス」の会場内は暗く、迷路のようになっています。
そのため、適当に歩いていると「ここさっき通ったっけ?」「ここの部屋はもう見たかな?」と、どこからどこまで見たのか分からなくなります。一番怖いのは随所に設けられている小部屋を見逃すこと。そうならないために、効率的に見るコツをお伝えします。

それは、壁伝いに歩くことです。

迷路や洞窟などで迷った時に使われる方法ですが、例えば会場に入ったら右手を壁に当て、壁伝いに進みます。実際に壁を触る必要はありませんが、壁を意識して進む事で常に会場の外周を回ることができ、見逃しを防げます。

とは言え、ゾーンによっては真ん中に気になるスポットがあったり、写真を撮りたい場所があったりします。そんな時は思う存分動き回って周辺を楽しみ、また最初の壁に戻りましょう。移動してもスタートの壁に戻れば、また元通りの順路に戻れます。そこから探索を再開させれば迷う事はありません。

また、歩いているとそこかしこに紐状の暖簾がかかった小部屋の入口があります。これが迷ってしまう一番のポイント。

teamlabボーダレス入口

小部屋の入口と出口は違う場所になることが多いため、手当たり次第に小部屋に入って出てを繰り返していると、自分がいまどこにいるのか分からなくなります。小部屋に入る時も同様に、壁伝いに歩き、一番最初の小部屋に入る→出たら小部屋の入口まで戻るようにすれば、迷わずに探索を再スタートさせることができます。

私は最初に何も考えずにウロウロと会場内を歩き回ってみましたが、結局道が分からなくなってしまったり、見逃した小部屋をポロポロ発見して見逃しが怖くなり、最後になって「壁伝い探索」を始めました。壁伝いに進む事でやっと「全部屋見た」とチェックができたので、最初からやっておけば良かった!と後悔したポイントです。

teamlabボーダレス混み具合

「ボーダレス」の会場内はとても綺麗なので、もちろん歩くのは楽しいのですが何時間も歩きっぱなしはさすがに疲れます。さらに疲れた状態で同じ場所をグルグルしていると、だんだんイライラしてきます。せっかく楽しみに来たのにイライラしてしまっては本末転倒です。体力の少ない子供連れなどの時にも「壁伝い探索」で効率的に周るのがオススメです。

チームラボお台場「ボーダレス」混雑回避法

チケットは事前に予約しよう

基本中の基本ですが、チケットは事前に買っておきましょう。当日フラッと言って入ろうと思っても、当日券は平日でもだいだい売り切れています。チケットは公式ホームページから購入できます。チケットに時間指定は無いので、予約した日にちであれば何時に行ってもOKです。

混雑しない時間帯は15時以降

チケットを予約すると、チームラボから前日に確認メールが届きます。その中に、こんな注意書きがあります。

時期により変動いたしますが、OPEN直後の時間帯は大変混雑し、ご入場まで1時間以上屋外でお待ちいただく場合もございます。熱中症や防暑対策のご用意、もしくはスムーズにご入場をいただける午後3時以降のご来場をオススメ致します。

・オープン直後は避ける
・15時以降がオススメ

「ボーダレス」には時間制限がなく、時間が経てば経つほど人数が増えるタイプの会場だと思っていたので、オープン直後が一番混雑しているというのはちょっと意外でした。早い時間のほうが空いていると思いがちですが、オープン直後の時間は避けましょう。

私が「ボーダレス」に行ったのは夏休み直前の7/20(金)の16時頃ですが、それでも会場内はそこそこ混んでいました。入場はほとんど並ばずに入れましたが、小部屋によっては入るのに30分ほど並ぶ部屋もありました。平日にこれだけ賑わっているのなら、土日はかなりの混雑でしょう。可能であれば平日の15時以降に入場することをオススメします。

「ランプの森」「浮遊する巣」は早めに見る!

会場内で二か所、混雑する場所があります。それは「ランプの森」と「浮遊する巣」です。詳しくは後述しますが、この二部屋は完全入れ替え制のため行列ができていました。このあと簡単に場所の説明も書いておいたので、会場内に入ったらまずはこの二部屋を先に見てしまう方が、残りをゆっくりと楽しめると思います。

チームラボお台場「ボーダレス」注意点&楽しむポイント

子供には予備知識を!

会場内には多くのお子さんがいましたが、会場内が暗いため「怖い」「帰りたい」と泣いている子も何人か見かけました。大人にとっては良い雰囲気でも、子供にとっては怖いと感じてしまうのかもしれません。お子さんを連れていく場合は事前に公式ホームページの画像やyoutubeの動画を見せて「暗いけどとっても綺麗な場所だよ」とイメージさせてあげると良いと思います。

また、会場内はかなり歩くため「疲れた」と泣いている子もいました。今の季節は暑いので、会場に着くまでにも体力を消耗していると思います。前述の「壁伝い探索」で出来る限り体力の消耗を防いであげて下さい。会場内にトイレ、自動販売機のある休憩スペース(ソファあり)は何箇所か設けられておりどこも空いていたので、会場内の休憩は問題なさそうです。

4階は最後に残しておこう

「ボーダレス」の会場は1階から4階までありますが、帰りの出口は4階にあります。4階には子供向けゾーンの「運動の森」がありますが、私は出口の場所を考えていなかったので4階を鑑賞して1階に戻り、帰る時にまた4階まで階段を上ることになりました。たくさん歩き回って疲れたあとだったのでこの階段はキツかった…。効率よく周る順路を考えると、4階は最後に残しておいて最後に鑑賞し、そのまま帰るのがオススメです。

スカート、サンダル(子供)は避けよう

会場内は、床が鏡になっている場所があります。女性はスカートは避けましょう。一応、床が鏡になっている小部屋では入口にハーフパンツの貸出がありますが、せっかくオシャレしてきたのに野暮ったいハーフパンツを履くのは嫌だと思いますし、場所によっては全部貸し出されてしまって在庫がない所もありました。無難にパンツスタイルか、中にインナーパンツを履いてくるようにしましょう。

teamlabボーダレスハーフパンツ

また、子供ゾーンは床に高低差があります。トランポリンのような遊具やアスレチック的な場所もあるので、サンダルではなくしっかりとしたスニーカーがオススメです。こちらも靴の貸出はありますが、結構混んでいたので普段の履きなれたスニーカーを履いてきた方が楽しめると思います。

子供ゾーンで遊ばないのであれば、サンダルでも問題ありません。メインビジュアルにもなっている大広間は中心が山になっているので、あまりヒールの高いサンダルなどだと動きにくいかな?くらいで、大部分の場所はそこまで高低差があったり歩きにくい場所はありません。ただ、結果的にかなりの距離を歩く事になるのと、1階から各階(4階までも!)は階段移動なので、疲れるという意味で歩きやすい靴にしておいた方が良いかなと思います(ランプの森のみエスカレーターあり)。

小部屋の中に、部屋の床がネットになっている部屋があります。ネットの上を歩くのでかなり不安定ですが、入口で靴を入れる袋が借りられるので、サンダルやヒールの場合は、必ず袋を借りて靴を脱ぐようにしましょう!

白い服を着ていくとGOOD!

「ボーダレス」の会場内は投影された映像で埋め尽くされています。映像はもちろん見ている人自身にも投影されます。会場内では写真を撮っている人が数多くいますが、その中で「いいな」と思ったのが白い服を着ていた人です。無地の白Tシャツやワンピースを着ている人は、服がキャンバスのようになって映像が鮮やかに映り、とても綺麗でした。特にお花でいっぱいの「Flower Forest」や日本画のような波が投影される「Black Waves」では、アーティストのようなかっこいい写真が撮れると思います。私も白いTシャツを着ていけば良かった…。

チームラボお台場「ボーダレス」全部屋解説

前置きが長くなりましたが、チームラボお台場「ボーダレス」の全部屋(小部屋になっているゾーン)の解説です。この中で見てない部屋があればそれは「見逃しがある」と言うことです。くまなく探索して下さいね!普通に歩いていれば必ず見れる大きな空間や通路に面している(部屋になっていない)ゾーンは最後にチラッと紹介します。

「呼応するランプの森」

一番行きたい人が多いであろう&個人的に一番「思っていたのと違う」場所だったので「ランプの森」についてはちょっと詳しく解説したいと思います。最初にグルグルしていた時は通り過ぎてしまったようで、最後に「壁伝い探索」をした時に奥にまだ見てないゾーンがあることを発見できてやっとたどり着けました。

場所は
・入口を入る
・「Athletic Forest」「Flower Forest」「Butterfly Forest」の三つの選択肢があるので「Flower Forest」へ
・お花いっぱいのゾーンに出るので、壁を右手にして部屋を一周するように進む
・長い廊下があるので、そこを直進

廊下をひたすら直進すると壁に「ランプの森」の案内板が貼ってあります。エスカレーターを上がって2階(3階?)に上がったところが「ランプの森」になっており、私が行った時は1階に人が並んでいてスタッフの人が「ランプの森に入る人はここに並んで下さい~」と案内をしていたのですぐに分かりました。

最初に周った時に「ランプの森」に辿り着けなかった原因として、廊下にたくさん小部屋の入り口があるので、そこに寄り道して違う出口に出る→奥まで行けなかったんだと思います。「ランプの森」を目指す場合は横道の誘惑に負けずに、ひたすら直進しましょう!

「ランプの森」に行ってまず驚いたのは、思ったより狭い部屋だったことです。と、言っても30畳かそれ以上?くらいはあるとは思いますが、そもそも公式ビジュアルを見るとかなり広い空間に見えたので普通に「部屋」だったことに驚きました。天井・壁・床がすべて鏡張りになっているので、鏡効果でどこまでも続くような広い空間に見えていたんですね。大広間のような開けた場所を想像していたので、これはちょっと肩透かしというか予想外のポイントでした。

「ランプの森」の部屋に入るには、ある程度の行列を覚悟しておいた方が良いと思います。私が行ったのは平日の夕方ですが、それでも30分近く並びました。部屋の入口からは長~い列ができており、隣の部屋でディズニーランドの待機ゾーンのように折り返し列を形成しています。この待機部屋と「ランプの森」部屋の間の壁はマジックミラーになっており、並んでいる最中も「ランプの森」の部屋の中が見えるようになっています。真っ暗な部屋に並ばされるのは辛いですが、「ランプの森」の部屋の中が見えるので待ち時間の苦痛が薄れる&期待感を高める空間になっているのが救いでした。また「ランプの森」全体の写真が撮れるので、撮影スポットとしても優秀です。

これが待機スポットから撮影した写真です。
teamlabボーダレスランプの森

「ランプの森」で一番ビックリしたのは、制限時間が3分だったことです。その時の混み具合などによって時間は変わるのかもしれませんが、私が行った時はキッチリ3分間の入れ替え制でした。個人的に一番楽しみにしていたゾーンだったので出来る限りたくさん写真を撮りたかったのですが、とにかく時間が短い!!大人数のグループなどで撮りたい写真が決まっている場合は、並んでいる時にどんなメンバー・構図でどんなショットを撮るか、事前に打ち合わせしておきましょう。ノープランで適当に写真を撮っていると、たぶんあっという間に終わってしまうと思います。

「ランプの森」の室内で撮った写真です。角を陣取ると他の人があまり映り込まないのでオススメです。
teamlabボーダレスラプンツェル

最後に、写真を見るとお分かり頂けると思うのですが、ランプの色は時間によって変わります。
ラプンツェルのランタンのようなオレンジの光の時もありますが、カラフルな色の時もあります。見ている間にどんどん変化していくので並んでいる時に待機ゾーンから色々なパターンを楽しめますが、自分が入るタイミングは選べません。私はたまたまランプがオレンジの時に入るタイミングが来たので自分と一緒にオレンジのランプを撮ることができましたが、タイミングによっては違う色になってしまいます。「ラプンツェルのシーンのような写真を撮りたい」とイメージして来た人にとっては、ガッカリするポイントかもしれません(入口のスタッフさんにお願いすれば順番を飛ばしてもらえるかもしれませんが未確認です)。

ハンモックゾーン「浮遊する巣」

会場内で「ランプの森」以外に唯一行列ができていたのがこのゾーンです。場所は上記のお花ゾーン「Flower Forest」に入って右手奥。部屋の角の位置にあるので「壁伝い探索」で進めば確実に辿り着けます。最初は見逃していましたが、2回目に通りかかった時に2階に続く階段から列が伸びていたのでこの奥に何かあるんだな、と気づきました。

ここが並んでいるのも「ランプの森」同様に入れ替え制のためです。数分間×20~30人?づつの入れ替え制なので、しばらく列は動かず一気に進む感じです。列を作るのは真っ暗な階段なので、待ち時間がツライ…。ここにも何かしらの映像や案内板(内容の説明など)などがあると待ち時間も楽だったろうなと思います。子供が飽きて泣いていたので、ちょっとかわいそうでした。ちなみに、この行列エリアはかなり暑いです。

teamlabボーダレスネタバレ

中に入ると、部屋の床が円形の巨大なネットになっており、宙に浮いています!アスレチックのようにネットの上を移動するので不安定でちょっとコワイ!入口で靴を入れるビニール袋が借りられるので、スニーカー以外の人は借りておきましょう。私はサンダルが何度も脱げそうになってヒヤヒヤしたので、借りておけば良かったと軽く後悔しました。入ったら好きな場所に座ったり、寝っ転がったり。部屋全体に投影される宇宙っぽい映像を浮いているような感覚で楽しめます。

個人的な感想としては「えっ?これで終わり?」と言う印象でした。どういう意味かは、実際に体験していただければわかるかと思います。

睡蓮の葉?ゾーン「地形の記憶」

ここからは並ばずにすぐに入れる小部屋なので、簡単な解説にしておきます。「ランプの森」同様に、会場の奥(入口から離れた位置)にあったので、最後に見つけた部屋です。ちょっと見つけにくいかも?

暗い竹林を抜けると白い睡蓮の葉?蓮の葉?がいっぱいに生えている段々畑のような場所になり、白い葉に映像が投影されています。

teamlabボーダレス混雑回避

道があり上から下に降りていく一方通行なので動線はスムーズですが、一方通行だけに混み合うと渋滞になるゾーンかもしれません。広くない部屋ですが、緩やかな傾斜をゆっくり歩くので山の中を散歩しているような感覚があります。
人が動き回ることで空気の流れが変わり、空気の流れによって映像の動きが変わるそうなので、人の流れと併せて見ると楽しめると思います。

雨のゾーン「クリスタルワールド」

ここから紹介するゾーンは基本的にどこも通路に面しているので見つけやすいと思います。通路に紐状ののれんがあり、その奥にあるゾーンです。ただ、入口に名前や案内がないので、どののれんに入ったか分からなくなってしまうのがネック。小部屋から出たら、元の場所に戻ってから探索を再スタートさせるようにしましょう。

雨のゾーンは、部屋いっぱいに紐状のLEDが天井から吊るされた空間。

teamlabボーダレスLED

最初は正直「綺麗だけどこれだけか~」と思ったのですが、しばらく見ていると雨のザーッという音と共に、天井から一斉に降り注ぐ光の粒が!本当に雨が降ってきたようでビックリしました。少し開けた空間が二か所ありますが、順路は狭いので混み合うと渋滞しそうです。

teamlabボーダレス雨

床が鏡張りでピッカピカなので、入口にハーフパンツの貸し出しがあります。

踊りのゾーン「無限の透明」

鳥獣戯画のようなウサギやカエル、人間が阿波踊りしている姿を大量の透明なスクリーンに投射したゾーンです。時間によって鳥獣戯画でなくお花になっている時間帯もありました。ここも鏡張りの部屋なので、ホログラフィックな映像が無限に続いているように見える!未来っぽくて壮観です。

teamlabボーダレス鳥獣戯画

鑑賞者が近づくと演奏者が反応するという説明をあとで見たのですが、当日は気付かなかったので試せませんでした。事前に予習して行けば良かった!

かなり暗いのと、無限に続く映像は子供にとっては怖いかもしれません。ちょっと悪夢チックでした。個人的には一押しのゾーンですが、大音量で重低音の太鼓っぽい音が流れていることもあり、号泣している子供を何人か見かけました。

霧と光「Light Sculpture」

スモッグと光による表現を楽しむゾーン。暗闇の中、ライトの光が線になって色々な模様を空中に描きます。イメージ的にはライブ会場でライトやレーザーが動いているのに近い印象。

teamlabボーダレスお台場

スモークのせいか中はムワッとして暑く、長居せずにすぐ出てしまいました。ここも床が鏡張りなので、入口にハーフパンツの貸し出しがあります。

波のゾーン「Black Waves」

波の粒子がぶつかっているのをリアルタイムで計算して描画している作品。日本画のようにモノクロで切れ目なく壁をぐるりと取り囲む映像がとってもクール!

teamlabボーダレス波

カラフルなゾーンが多い中、モノトーンで男性的な世界観なのでカッコイイ系の写真が撮れるスポットでもあります。

2階ゾーン

階段を上ると大広間「Borderless World」が一望できるスペースがあります。上から見ると「Borderless World」の全体が見れて圧巻!撮影スポットとしてもオススメです。

teamlab混雑

ただ、あまり広くないスペースなので、混雑時はギュウギュウになりそうだなと思いました。

チームラボお台場「ボーダレス」小部屋以外のゾーン

小部屋以外のゾーンも写真で少し紹介したいと思います。

入口入ってすぐの「Flower Forest」。お花がギッシリで分かりやすく綺麗。広さがあるので比較的人とかぶらずゆっくり写真が撮れます。
teamlabボーダレス花

通路の途中にある「くぼみにある宇宙」。通路からちょっとくぼんで作られています。空間の入口付近に立つと壁と床の境界がなくなったような、平衡感覚がグラッとする不思議な感覚が味わえます。同行者はここが一番気に入ったそうです。
teamlabボーダレス効率的

子供ゾーンの「運動の森」。トランポリン、滑り台、アスレチックなどがあり、どれも10名ほど並んでいました。多くの子供たちが楽しそうに走り回っていました。魚の絵を書くと壁の水槽でその絵が泳ぐと言うような体験ゾーンもあります。
teamlabボーダレス運動の森

「EN TEA HOUSE 幻花亭」。500円でお茶が飲めます。かなり広いので休憩スペースとしても最適。茶碗の中にお茶が入ると、お茶に花が生まれて咲いていきます。茶碗を動かすと花が散って茶碗の外のテーブルに広がっていく!面白い!
teamlabボーダレスお茶

作品は記録された映像を再生しているわけではなく、プログラムでリアルタイムで描かれているので同じ絵は二度と見ることができないそうです。別料金にはなりますが、個人的には是非体験して欲しいスポットです。

チームラボお台場「ボーダレス」で残念だったこと

「ボーダレス」のテーマは「さまよい、探索し、順路もなく自由に歩き回り、その世界に迷い込んでいく。」案内図や決まった順路が無く自由に探索することがコンセプトであり魅力ではありますが、やはり説明が不足しすぎかなと思いました。

順路が分からないというのは探索する楽しみがあって良かったのですが、各展示物の説明を知っていたらもっと楽しめたなと帰って来てから思いました。例えば「無限の透明」では鑑賞者が近づくと演奏者が反応する仕組みになっているようですが、帰ってきて公式サイトの説明を読んで初めて知ったので当日はその仕組みに気付けませんでした。

会場では説明が書いてある案内板が貼ってありましたが、会場内が暗いせいか気付かなかった所が多く(そもそも案内板を読もうという発想がなかった)せっかく色々な仕掛けがあるのにそれに気付かない人が多いのはイベントとしてもったいないなと思いました。道の途中で出会う蝶に触ると蝶がハラリと落ちたり、魚に触ると魚が逃げたりする仕掛けもありましたが、これも気付いている人が少なく、周りに触って楽しんでいる人はほとんどいませんでした。「楽しみ方も自分で見つける」というコンセプトなのかもしれませんが、案内板はスポットライトを当てるなど、もう少し分かりやすくしてくれると嬉しかったなと思います。

また、混んでいることで鑑賞者も「仕掛け」まで楽しむ余裕がなかったのかなと思います。例えば「ランプの森」は鑑賞者の一番近くにあるランプから光が広がっていき、ぐるりと回って鑑賞者のところまで戻ってくるようにプログラムされているそうです。しかし、制限時間は3分。みんな写真を撮る事に必死で、仕掛けをゆっくり見て楽しんでいる人はいませんでした。また、そういった説明が書かれた案内板が通路の途中に貼ってあるのですが、案内係の人に「詰めてください!」とせかされるため、読める人はいなかったのではないかと思います。

混んでいるのは仕方がありませんが、チームラボ「ボーダレス」の公式サイトでは各作品の説明が読めるので、これから行く方は予習してからいくとより作品を深く楽しめると思います。

チームラボお台場「ボーダレス」全体の感想

行ってみた感想としては楽しかったです。

・綺麗な映像を見たい
・綺麗な写真を撮りたい
・新しい映像体験をしたい

という人には向いていると思います。
「体験」の部分は事前に予習をしていけばもっと楽しめたのにな、と心残りな部分です。

チケット代3,200円(私はオープン記念チケットで2,400円)の価値があるかと聞かれると悩ましいですが、思ったより色々な作品を見れて3時間たっぷり楽しめたので決して高すぎるとは思いません。もし友人に「行った方が良い?」と聞かれたら「一度くらいは体験しても良いと思う」と答えると思います。逆に「もう一度行きたいか?」と聞かれたら「一回でいいかな」と答えるとは思いますが…。豊洲の「チームラボプラネッツTOKYO」も気になるので、一度は行ってみようと思います。

チームラボお台場「ボーダレス」はいつまで?

チームラボお台場「ボーダレス」の開催期間はいまのところ無期限です。豊洲の「チームラボプラネッツTOKYO」は2020年までとなっています。夏休みが始まりますます混雑するとは思いますが、まだ期間に余裕があるので急いでない人は夏休み後を狙ってトライしてみてください!