PS4ゲームソフトを選ぶなら、安くて特典満載のデラックス版がおすすめ!
当初は「遊ぶソフトが無い」と言われたPS4ですが、発売から2年、ソフトも出揃ってきた感があります。
新発売のタイトルも、PS4/PS3/Vitaマルチ(むしろPS4/Vitaマルチ)が多くなってきました。
新規タイトルも魅力的ですが、PS4で注目したいのは既に発売されたタイトルに、有料DLC(有料で配信された追加シナリオなど)を加え、デラックス版として再発売された○○Editionのようなソフトが充実していること。
ゲームタイトルを選ぶ基準は色々あります。
単純に「おもしろい」「ストーリーが良い」から「やりこみ要素がある」「グラフィックが綺麗」「キャラクターが魅力的」まで、判断基準は様々です。
今回はそんな中で「お得感がある」と言う視点で、オススメタイトルを集めてみました。
PS VR対応ソフトについてはこちらをどうぞ。
- 人気タイトルが充実、デラックス版に注目して欲しい
- 大人のかくれんぼ「ウォッチドッグス コンプリートエディション」
- PS3ソフト3本分、太っ腹すぎる「アンチャーテッド コレクション」
- 死ぬのが楽しくなる「Bloodborne The Old Hunters Edition」
- 10周年の本格リマスター「龍が如く 極」
- 大人気の個性的FPSRPG「ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション」
- PS4向き2本セット「STEINS;GATE 0(シュタインズゲート ゼロ)」
- シリーズデビューにおすすめ「バイオハザード オリジンズコレクション」
- 3作品が1本に「アサシン クリード クロニクル」
- 32vs32の戦争に参加せよ!「EA BEST HITS バトルフィールド 4:プレミアムエディション」
人気タイトルが充実、デラックス版に注目して欲しい
これからPS4のゲームをする、と言う人に是非おすすめしたいのが「デラックス版」です。
単純にPS3/Vitaで発売されたタイトルをPS4版にリマスターした「リマスター版」をはじめ、同じPS4で発売されたタイトルに追加要素を加え価格を下げた「追加要素ありの廉価版」はお得感が強いですし、人気シリーズのソフト何本かを1つのパッケージにした「コレクション版」などは、お得なだけでなく、そのシリーズをやったことがない人の入門編として最適ではないでしょうか。
既に発売されているタイトルなので、評判やレビューを充分確かめてから購入できるのも、PS4から遊ぶユーザーにとっては大きなメリットとして挙げられると思います。
「リマスター版」で、発売済みのPS3タイトルを1080p/60fps化してさらに追加要素まで付けちゃう、となると過去にPS3で購入した人には残念かもしれませんが、PS3でプレイ済の人でも、画質の向上やラグ軽減、追加要素の魅力でPS4版を購入する人も多いです。
私も最初は「PS3版やったし、わざわざもう一度同じタイトルをPS4で買わなくても…」と思っていましたが、試しにPS3でやり尽くした「地球防衛軍4」のPS4版「地球防衛軍4.1 THE SHADOW OF NEW DESPAIR」を購入したら、ラグは無いわローディングは早いわ新しく増えた武器やステージは楽しいわで、かなり満足度高かったです。買って良かった。
PS4のリマスター版、廉価版、コレクション版等のデラックス版は、とてもお得な上に、とりあえず何をプレイしていいかわからない、と言う人にも非常にオススメですので、いくつかソフトを紹介したいと思います。
大人のかくれんぼ「ウォッチドッグス コンプリートエディション」
PS4で発売された「ウォッチドッグス」にシングルプレイDLC、全DLCパック等の追加コンテンツを同梱し、価格を下げた廉価版。
発売元のUbisoftによると900万本出荷を達成、新規タイトルとしてはゲーム業界最大の売上記録だとされるほどの人気タイトルです。
ゲーム内容は、オープンワールド型アクションゲームで銃撃戦、隠密ステルス、カーチェイス、ハッキングを使用しての頭脳プレイなど、自分の好みのプレイスタイルで色々な楽しみ方ができるのが特徴ですが、一番の魅力はオンラインプレイ。
3vs3でファイルを奪い合う銃撃戦や、大人数のレースゲームなどもありますが、メインはオンラインハッキング戦。
ウォッチドッグスを一躍有名にした独特のオンラインハッキングのルールは、わかりやすく言うと「1vs1で大人のかくれんぼ」。
2013年、多くの大人がこのかくれんぼに夢中になりました。
侵入者は相手に気付かれないようこっそり相手をハッキング。
侵入された側は、ハッキングが完了するまでに相手を見つけ出して倒せば勝ち。
まさにかくれんぼのルールです。
侵入者の見た目は一般人なので、カーソルを合わせてスキャンされないと正体がわからないようになっています。
ハッキングを開始したら限られたエリアの中でスキャンされないようにひたすら身を隠す訳ですが、建物の陰に隠れたり草むらに身を潜めるのは序の口。
通行人にまぎれて歩いてみたり、停めてある車に身を潜めてみたり、一般人よろしく軽快にドライブしてみたり、どう隠れるかはプレイヤーの自由。
見つける側が血眼になって街中を走り回る姿を見て物陰からニヤニヤしたり、時間が経つにつれ狭まって行くエリアの中で、車で潜む自分のすぐ横を相手が歩いて通りすぎた時のドキドキ感などは、他では味わえない中毒性があります。
ハッキングは見つかれば銃撃戦になる事もありますが、もともとが殺し合いのルールではないのでそこまで殺伐としないのと、時間が短く1回がさくっと終わるのがいいんですよね。
オンラインプレイをあまりしない私でもオンラインをメインに遊んでいるくらいなので、普段オンラインプレイをしない人にもオススメできる1本です。
記事の趣旨とは異なりますが、元ソフトの通常版(特典無し)は現在かなり値段が下がっているので、とりあえずどんなものかやってみたい、試してみたい、と言う人はこちらもオススメです。
PS3ソフト3本分、太っ腹すぎる「アンチャーテッド コレクション」
シリーズ累計出荷数2100万本を突破した、PS3の人気シリーズ「アンチャーテッド」の「アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝」、「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」、「アンチャーテッド 砂漠に消えたアトランティス」3作品が、PS4用にリマスターされ1本に収録されたコレクションタイトル。
ソフト3本まるまる入れるとは、廉価版の中でもボリュームは群を抜いて太っ腹ですね。
ゲーム内容はアクションアドベンチャーで、もともとPS3でも群を抜いて綺麗なグラフィックと、映画のようなザ・冒険活劇!な世界観が特徴ですが、PS4用に1080p/60fpsで最適化されさらに美しく、映画に入り込んだような体験が楽しめます。
PS4の性能をフルに生かした、誰にでもオススメできる1本。
発売直前まで未定だった、1500円も高いAmazon限定特典付きの特典がフタを開けてみたら実は壁紙だけだった…と言うひどいぼったくり誤解を生む売り方で発売当初は大炎上したいわくつきのタイトルではありますが(現在Amazon限定特典付きは当然販売されていません)、ゲーム自体はとても面白いです。
死ぬのが楽しくなる「Bloodborne The Old Hunters Edition」
PS4で発売され、日本ゲーム大賞2015優秀賞に輝いた「Bloodborne」に2000円分の大型ダウンロードコンテンツ(武器やマップ)が追加された廉価版「The Old Hunters Edition」。
「デモンズソウル」で「むちゃくちゃ面白い死にゲー」としてヒットを生んだSCE JAPANスタジオとフロム・ソフトウェアのアクションRPG作品です。
ゲームシステムは「デモンズソウル」、「ダークソウル」シリーズを受け継いでいますが完全新作なので、今までのシリーズをプレイしていなくても大丈夫。
とにかく(いろんな意味で)難しいので万人にオススメできるゲームではありませんが、ソウルシリーズやフロム・ソフトウェアが好きな人、評判を聞いて気になっている人はトライしてみてはどうでしょうか。
参考までに、追加コンテンツがつかない、去年発売された「Bloodborne」通常版もあまり値下がりしていないので、今から買うなら「The Old Hunters Edition」の方が圧倒的にお得です。
10周年の本格リマスター「龍が如く 極」
欲望と暴力が渦巻く街、神室町を舞台に極道と漢の世界を描き、全世界累計出荷本数は750万本を突破したセガの「龍が如く」シリーズ。
ゲームをしたことはなくても、名前は知っている人が多いのではないでしょうか。
今回発売された「龍が如く 極」は、10年前に発売されシナリオ評価が最も高かった初代作「龍が如く」のリメイク作品。
初代「龍が如く」をベースに大幅にドラマシーンが追加され、快適なゲームプレイ、美麗な映像、充実のサブストーリーなど「龍が如く」の原点を極めた1本になっています。
リメイク作品ではありますが、主人公・桐生一馬が刑務所から出所した際に変貌を遂げてしまった親友・錦山彰が、なぜ変わってしまったかという重要な補完ストーリーが追加され、既存ファンにとっても注目の新規エピソードが多数収録されています。
昔の作品をゲームアーカイブスなどで懐かしく感じて、いざやってみるとあまりの低画質にがっかり…と言うのは今のグラフィックに慣れてしまったゲーマーあるある体験ですが、こうして初代1作目が現代のクオリティでリメイクされるのは、既存ファンだけでなくシリーズを新規に始めてみたい人にとってもプレイする良いきっかけになりますよね。
ただリメイクで美しくするだけではなく、長年の謎であったストーリーを補完したり、バトルシステムをより遊びやすく改良したりと、内容をさらに濃くしたリメイク版がどんどん増えるといいなと思います。
特典として、2016年秋に発売予定の新作「龍が如く6 (仮称) 」の先行体験版ダウンロードコードがついています。
早速プレイしてみましたが、先行体験版の内容は中国マフィアに狙われた桐生がボスを探して倒すと言う体験版オリジナルストーリー(本編とは関係ないそうです)。
移動できる範囲は神室町(現実世界の歌舞伎町ですね)の一部のみで入れる店なども限られていますが、充分楽しめる内容になっていました。
カラオケ館
ドンキホーテ
富士そば
もともと街並みになみなみならぬこだわりを感じる龍が如くですが、神室町のグラフィックがとんでもないことになっていました。
オープンワールド系のゲームで広大な自然を自由に駆け巡るのも楽しいですが、実在の知っている街をゲームの中で自由に歩けると言うのはまた違ったリアルな楽しさがありますよね。
大人気の個性的FPSRPG「ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション」
個人的に次に買おうと思っているのがこれ。
PS3/Vitaで発売された「ボーダーランズ2」と「ボーダーランズ プリシークエル」の2タイトルをフルHD、60fps化してダブル収録。
ちなみにPS3/Vitaの「ボーダーランズ2」は1本でもいまだに4000円近くするので、お得感がかなりあります。
FPSRPGと言うFPSにRPGの要素が取り入れられたゲームで、FPSなのにレベルアップによるキャラクターの成長や、スキルの習得ができ、ディアブロのようなハックアンドスラッシュ的アイテム収集要素もあるのが特徴。
外国臭の強いカートゥーン風のグラフィックが逆に斬新な気がします。
うちはオフライン2人プレイがしたいので、オフラインで画面分割プレイできることが購入の決め手になりましたが、レビューの高さがすごいと思います。愛されてる。
ディアブロ3はかなり睡眠を持って行かれたのでこれも危険な気がします。でも買っちゃう。
わかりやすい4Gamerの紹介動画はこちら。
PS4向き2本セット「STEINS;GATE 0(シュタインズゲート ゼロ)」
大人気の妄想科学アドベンチャーシリーズ「シュタインズゲート」の待ちに待った完全新作「STEINS;GATE 0」。
「STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム」「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」などスピンオフ(ファンディスク)的な作品はいままでも発売されていましたが、正統続編は初めて。
もとは2009年にXbox 360用で発売されたゲームソフトでしたが、その後PC版が発売され、PSP版、iOS版、PS3版、アニメ放送や映画上映を経ていくにつれ、その独特の世界観がコアなファンを習得し人気コンテンツへと成長しました。
今までは徐々に他のフォーマットに移植する形だったのが、今回の新作はPS4/PS3/Vitaと同時に3フォーマットで発売されたあたり、5pb.(MAGES.)の気合いが伺えます。
今回オススメソフトに挙げた理由は、シリーズの原点となる初代「STEINS;GATE」をフルHDにリマスターしたPS4版「STEINS;GATE HD」がまるまる1本ついてくるから。
ディスクではなく、ゲームをダウンロードできるプロダクトコードと言う形で付属しています。
ちなみにこのソフト自体はPS4/PS3/Vitaの3ハードで発売されますが、「初代のHD版ダウンロードコード」は、どのハードで購入してもPS4版が付いてくるので、PS4プレイヤー向き。
先日放送されたアニメの再放送版では最終回が当時放送されたものとは異なり、この「STEINS;GATE 0」に繋がるようなストーリーに変更され大きな話題になりました。
これが運命石の扉(シュタインズ・ゲート)の選択か…。
アニメを見てゲームもプレイしてみたい、と思ったゲーム未プレイの人には「原点+新作」が2本同時にできるうってつけの1本です。(もちろんアニメを見てなくても初代シュタインズゲートがついてるので問題ありません)
私はゲームもプレイしアニメも見ましたが、アニメでは描かれなかったストーリーもエンディングも多数あるので、アニメを見て「シュタインズゲート」の世界が気に入った人は是非ゲームもプレイして欲しいです。
シリーズデビューにおすすめ「バイオハザード オリジンズコレクション」
廉価版や2in1パックの得意なカプコンですが、PS4でもその手のラインナップは充実しそうです。
この「オリジンズコレクション」はPS3版「バイオハザード0 HDリマスター」の発売に合わせ、PS4とXboxに向けて「バイオハザード HDリマスター」と「バイオハザード0 HDリマスター」の2作品をまとめて収録した商品。
「バイオハザード HDリマスター」は、サバイバルホラーの原点である第一作「バイオハザード」のリメイク版。
「バイオハザード0 HDリマスター」は、全ての発端となった「洋館事件」の始まりを描くストーリー。
二つの作品は物語はもちろん、登場するキャラクターも密接に絡み合い、両作品をプレイすることで初めて「洋館事件」の全貌が明らかになると言うパッケージ。
このような初代を含めた2in1はお得感があっていいですね。バイオではまだまだ出そうな予感がします。
3作品が1本に「アサシン クリード クロニクル」
人気のステルスアクションゲーム「アサシンクリード」シリーズでお得なのがこちら。
アサシンクリードシリーズのスピンオフ作品で、縦横無尽な動きのこれまでのシリーズ作品と違う、2.5Dの横スクロールアクションが新鮮ですね。
むしろアサシンファン向けの商品かもしれません。
アサシンクリードチャイナ、アサシンクリードインディア、アサシンクリードロシア、の3作品が収録され、単体価格は1本1400円なのでそれぞれ単体で購入するよりもお得になっています。
2000円と言うかなりお値打ちな価格で3本分楽しめるので、ライトユーザーにおすすめです。
32vs32の戦争に参加せよ!「EA BEST HITS バトルフィールド 4:プレミアムエディション」
「バトルフィールド 4」本編に、5種類の拡張パックやもろもろの特典をつけつつ、値段を下げたベスト版。
コール オブ デューティ(COD)と人気を二分する、根強いファンの多いエレクトロニックアーツの戦争FPSです。
特典の拡張パックは「Final Stand」をはじめ、中国が舞台の「China Rising」、前作『バトルフィールド3』の人気マップ「Second Assault」、水上戦の「Naval Strike」、 歩兵戦の「Dragon’s Teeth」の5種類。
他にも、本来なら有料のゴールドバトルパック12個、迷彩、ペイント、エンブレム、ドッグタグなどの限定カスタマイズオプション、サーバーキュー優先権(混雑しているサーバーに入るための優先権)などもりもりっと特典が付いています。
レビューを見ると「バトルフィールド 4」を買って、さらにこのプレミアム版を買ってる人もいますね。
バトルフィールドが人気の理由はやはり大人数のお祭り戦争感。
空で、海で、陸で、32vs32と言う大人数でド派手な戦争が繰り広げられます。
個人がひたすらキル数を稼ぐ、と言うゲームではなく職業を選び、職業にあった行動でチームに貢献するスタイルなので「個人ではなくチーム戦」をやってる感が強いのも、ファンの多い理由です。(0キルでもチームに大きく貢献することもできます)
ファンが多いシリーズFPSと言うと「今から入ってもついていけないんじゃ」と心配になりますが、新参者用のサーバーがあり、ある程度同ランクの人とマッチするようになっているので初心者でも心配せず遊べるのがポイント。
オンラインがメインですが、オフラインモードもあるので練習もできます。
シリーズ未経験で今からはじめるのであれば、アイテムがたくさんついているデラックス版にすると序盤が楽になるのでオススメです。
ちなみに、ベスト版が出た影響か、もとのソフトはかなり値上がりしています。(Amazon謎現象)
安くなって特典がついたベスト版を買わずに元のソフトを買うメリットはまったく無いので、素直にベスト版を購入しましょう。