PS4「蒼き革命のヴァルキュリア」内容を一新!?製品版へ向けての変更点まとめ
5/26発行のファミ通6/9.16合併号に、「蒼き革命のヴァルキュリア」の続報が載っていました。
2月の体験版Ver.1.0ではクソゲークソゲーと散々な評価を受けた蒼き革命のヴァルキュリアですが、ユーザーのアンケート等、反応を聞いてかなり大胆な変更があったようです。
個人的にとても楽しみにしているタイトルで非常に興味深い内容だったので取り上げたいと思います。
蒼き革命のヴァルキュリアとは?
2008年に発売され、累計販売数100万本以上を記録したセガの独創的シミュレーションRPG「戦場のヴァルキュリア」のシリーズの最新作で、2017年1月19日に発売予定です。
現在、予約受付中。
「戦場のヴァルキュリア」をまだやっていない=あの面白さをまだ体験していない羨ましい人はまずは「戦場のヴァルキュリア」をPS3/PS4でやろうな!(PS4版はPS3版のリマスターなので内容は一緒です)
PS3版
PS4版
新品だとPS4版の方が安いですが、PS3版の中古は295円だから…やろう…。
体験版のレビューはこちら
新作となる「蒼き革命のヴァルキュリア」は、今までの「戦場のヴァルキュリア」とは違うゲームとはわかった上での体験版プレイでしたが、正直言って「よくあるアクションRPGになってしまったな」と非常に残念な印象でした。
PS4「蒼き革命のヴァルキュリア」体験版プレイ&戦ヴァルとの違いなど徹底レビュー!
同じように感じたユーザーは多いのではないでしょうか。
インタビューでは、そのあたりがよく伺える内容になっていました。
「蒼き革命のヴァルキュリア」体験版Ver.1.0から大きく変更になる点とは?
2016年の2月に「蒼き革命のヴァルキュリア バトル体験版Ver.1.0」が公開された訳ですが、もともと2016年冬の発売に向けて1年近く前に体験版を出したのは、ユーザーの声をたくさん聞いてゲームに生かす為だそうです。
今回のファミ通インタビューによると、バトル体験版Ver.1.0ではセガが想定した数の3倍近いクレーム意見が送られてきたそうで、特に多かったユーザーの不満は思い切って変更すると言う話が書かれていました。
インタビューの中でも印象に残った変更点を挙げてみようと思います。
Q.体験版からバトルシステムが大きく変わるのですか?
A.はい。
大きな変更点は4ヶ所あります。
1.アクション性が強すぎたのでよりRPGらしく変更
(敵味方に行動ゲージを導入して、ゲージが溜まったら行動できるように)
(兵器や術を使う際に、任意で時間を止めてじっくり考えられるように)
2.仲間の思考をカスタマイズできるように変更
(ここぞと言う所では直接指示が出せる)
3.フィールドのエンカウント廃止
もともと、複数の行動を同時に進めるのが苦手な人に向けて採用したが、時間を止められる事で考える時間が生まれたため。
4.銃の立ち位置(ダメージなど)を見直し
「銃の扱いがひどい」と言う声が多かったそうです。
インタビューを読んだ感想
「かなり思い切ったな」と感じました。
ユーザーの意見を聞いて、本番に生かすと言った言葉その通りで、不評だった「アクション」「エンカウント」をバッサリと切り捨てた事に、正直驚きました。
今回の「蒼き革命のヴァルキュリア」は、わりとそこが「ウリ」だったように感じていたので、セガとしても大きな方向転換、勇気のいる決断だったのではないでしょうか。
実際にやってみると、確かにシームレスなのに突っ込んでもその都度区切られると言うよくわからない仕様でしたし、遠くにいても発見されればガンガン撃たれるので廃止で良かったんじゃないでしょうか。
エンカウントなんて無かったんや…。
ユーザーの不満点を見てもう一つ実感したのは、やはり「戦場のヴァルキュリア」との比較は避けられないんだなと。強く思いました。
銃の立ち位置の見直しなどは、その傾向が顕著に現れていますよね。
ヴァルキュリア=銃での戦闘ですし、今回の体験版では銃はほんとオマケみたいなダメージでしたから…。
不満を持ってしまうのは仕方がないのかもしれません。
「戦場のヴァルキュリア」がおもしろすぎた故の、足かせなのかもしれません。
私も一人の戦ヴァルファンとして、違うゲームだと頭ではわかりつつも、どうしても「戦ヴァルの時はこうだったのに!」「戦ヴァルの方が面白かった!」と、無意識で比較してしまい、評価が辛くなってしまった感は否めません。
まったく違うゲームと言いつつも、なまじ同じ世界観(風景や、キャラクター造形、絵画タッチの雰囲気など)で描かれるためになおさらその感情は強かったです。
今回のインタビューを読んで、やはり「戦場のヴァルキュリアをやりたい」と思う人が多かったのだと感じましたし、セガもより「戦場のヴァルキュリア」に近づける(ユーザーの不満に合わせていくとどうしてもそうなりますよね)ように感じられました。
それなら最初から「戦場のヴァルキュリア4を出してくれたらどんなに良かったか…」と思ってしまいますが、それは禁句ですね。
個人的には今の素晴らしい世界観、描画システムはそのままに、バトルの部分をもう少し戦略性のあるものにしてくれると、より良いゲームになるのではないかなと思っています。
インタビューでもそのあたりの大幅なテコ入れが話されていたので、期待したいところです。
2016年夏には体験版第二弾がリリースされます。
今回のインタビューで体験版からの思い切った変更点を読んで、セガがユーザーの不満をとことん解消して良いゲームを作ろうとしている姿勢を感じました。
「戦場のヴァルキュリア」ファンも、そうでない人も、みんなが面白いと思えるゲームを作ってくれるように、楽しみに待ちたいと思います!
追記(バトル体験版Ver.2.0配布決定と入手方法)
「蒼き革命のヴァルキュリア バトル体験版Ver.2.0」の配布が決まりました!
入手方法は二つ。
1.2016年9月15日(木)~9月18日(日)まで幕張メッセにて開催される「東京ゲームショウ2016」で、プロダクトコードをもらう
2.「蒼き革命のヴァルキュリア バトル体験版 Ver.1.0」所持
「2」の「所持」が何を指すのかいまいち不明ですが、「バトル体験版 Ver.1.0」のプロダクトコードを入力していれば「バトル体験版Ver.2.0」がダウンロードできるような記載でした。
ダウンロード方法は後日発表されるそうです。
私はすでに「バトル体験版 Ver.1.0」のプロダクトコードを入力&プレイしているので、自動的に「バトル体験版Ver.2.0」もできるようです。
「バトル体験版Ver.2.0」配信は10月予定とのこと。
どんな内容に変更されているのか、今から楽しみです。