東京近くで混浴天然温泉が楽しめる!「浦安万華鏡」宿泊体験談

浦安万華鏡に宿泊してみて「これはヘタな温泉宿に行くより快適だな」と思ったので、詳しくレポートしたいと思います。

浦安万華鏡は千葉県浦安にある大江戸温泉物語グループの温泉テーマパークですが、宿泊もできます。
近いので移動が楽なことに加え、宿泊料金も激安。
「東京から近い天然温泉でのんびりしたい」と言う人にオススメの温泉スポットです。

東京駅から新浦安駅までは電車で20分。
新浦安駅から浦安万華鏡へは無料送迎バスで10分と、合計30分もあれば到着できる都心に近い天然温泉。

是非皆さんも、フラッと温泉旅をしてみて下さい。

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浦安万華鏡ってどんなところ?

浦安万華鏡は、全部で38ものお風呂がある大型の温泉テーマパークです。
健康ランドのような施設ですが、宿泊施設が併設されており施設内に部屋があるので自由に温泉と部屋が行き来できます。

館内のお風呂は
・内風呂(天然温泉・親子風呂・サウナ等)
・露天風呂(天然温泉・ゲルマニウム風呂・コラーゲン風呂等)
・水着露天風呂(天然温泉・人工炭酸泉・洞窟風呂等)
と、大きく3つのエリアに分かれます。

水着露天風呂のエリアは、水着着用の混浴なのでカップルやグループでも一緒に楽しめるのがポイント。
夜もライトアップしてとても綺麗だったので、温泉デートにもオススメです。

浦安万華鏡の宿泊プランがお得すぎる

浦安万華鏡に行く人に、是非オススメしたいのが宿泊です。
何故かと言うと、宿泊プランが激安すぎるからです。

宿泊料金は、平日が5,980円~6,500円、休日が6,500円~6,980円。

ちなみに、この値段で入館料(平日1,748円、休日2,072円)と朝食バイキングが含まれています。
朝食バイキングが1,280円だったので、純粋な宿泊料金は3,000円程度となります。
どう考えてもおかしいお得すぎます。

また、もうひとつおかしなお得な点として、浦安万華鏡にはいくつかのタイプの部屋がありますが、何故かどの部屋も同じ値段です。
露天風呂のついている部屋もありますが、露天風呂付き8畳の和室と、露天風呂無し4.5畳の和室が同料金という訳のわからない価格設定になっているので、できるだけ早く予約をしていい部屋をゲットするとよりお得に温泉旅が楽しめます。

平日と休日でほとんど値段が変わらないのも嬉しいポイントです。
平日に休みが取れない!休日にしか旅行に行けないけど、どこも休日料金で高い!となかなか旅行に行けないで悩んでいる人は、是非検討してみて下さい。

浦安万華鏡の館内レビュー

ここからは、実際に泊まった宿泊レポートです。

浦安万華鏡は駅からバスで10分程度の距離にあるため、周りには本当に何もありません。
コンビニもないので、買う物などがある場合は駅周辺で調達しておきましょう。
浦安万華鏡

浦安万華鏡の右後ろに、ピンクの東京ディズニーセレブレーションホテルが見えます。
浦安万華鏡

建物自体は、二階建てなので平たい感じ。
浦安万華鏡

外側から見ると余り高級感はありませんが、中は綺麗です。
入口を入ってすぐ下駄箱があるので靴を預け、中に入ると右手に受付があります。宿泊のチェックインもこちら。
浦安万華鏡

周りにコンビニなどはありませんが、ATMがあるのでお金が無くなっても大丈夫です。
浦安万華鏡

館内の装飾は安っぽくなく綺麗な仕上がりです。外国のお客さんも喜びそう。
浦安万華鏡

入口から中に進むと、室内着とタオルを受け取るカウンターがあります。
浦安万華鏡

小さいゲームコーナーや
浦安万華鏡

小さいお土産コーナーも
浦安万華鏡

1階にはレストラン、フードコート、くつろぎ処、マッサージなどがあります。(レストランについては後述)

くつろぎ処はかなり広かったので、休日でもなんとか場所の確保はできそう。
大学生のグループがトランプをしたり、サラリーマンらしき男性が一人で食事をしたり、老人が昼寝をしたり、子どもが遊んだり、それぞれがのんびり好きに過ごしていました。
広い畳のスペースなので、小さなお子さん連れには嬉しい場所ですね。(隣にキッズスペース的な場所もありました)
くつろぎ処

マッサージは1階の中央部分にありますが、外から見えるようになっているのでちょっと恥ずかしいかな…。
浦安万華鏡マッサージ

2階にはレストランと、漫画スペース、寝れるスペースがあります。

レストランなどは夜に締まりますが、横になれるスペースは11:00~翌8:30まで使えるので健康ランド的に泊まる人はここで寝る事になります。
浦安万華鏡

女性専用スペースもあるので、女性でも安心ですね。終電を逃した際はいかがでしょうか?
浦安万華鏡

館内は禁煙。喫煙所は館内に二ヶ所でした。(一部レストランは店内で喫煙可)
浦安万華鏡喫煙所

自動販売機は、良心的な値段。
浦安万華鏡

館内は面積的には広くないですが1階2階に展開しており回遊する形になっているので、「狭い」という感じはしません。うろうろするのが楽しい作りです。
全体的に綺麗なので、ファミリーだけでなく、カップルのデートにも良さそう。

平日に行ったのですが、地元の人らしきおじさんおばさん、大学生らしきグループ、カップルなどがちらほらいる程度で、かなり空いていました。
家族連れも少なく、休憩所も静かでのんびりできたので平日の利用はかなりオススメ。
夜になると、仕事帰りのサラリーマンらしき人も見かけました。

浦安万華鏡の宿泊部屋レビュー

本当は「露天風呂付き和室8畳」に泊まりたかったのですが、「露天風呂付き和室」にはトイレが無かったのが気になり「和モダン9畳」を予約。

部屋は館内の2階にあり、フードコートとこの距離の近さです。
浦安万華鏡宿泊

宿泊エリアは一応区切られていますが、本当に目と鼻の先なので部屋を出て階段を下りるとすぐお風呂・フードコートと言う感じです。
浦安万華鏡

部屋はこんなかんじ。どのあたりが和モダンなのかは不明ですが、普通に綺麗です。
浦安万華鏡部屋

部屋の奥に、謎のクローゼットスペース。
浦安万華鏡宿泊

窓が開けられるので、風が入ってきて気持ちが良いです。
浦安万華鏡

外は中庭的なウッドデッキでした。外には出れません。
遠くに水着露天風呂の岩山の頭が少しだけ見えます。
浦安万華鏡ウッドデッキ

布団類はマットレス、敷きパッド、掛け布団、枕、シーツ。
布団は敷いてくれないので、自分で敷きましょう。この辺なんだか合宿っぽくて楽しいです。
入館の際にタオルセット(フェイスタオル+バスタオル)を受け取ったのですが、部屋にもう1セットタオルセットが置いてありました。
浦安万華鏡布団

アメニティは歯ブラシのみ。
お風呂にシャンプーや化粧水など一通りのアメニティがあるので、こちらでは使わない前提なのでしょう。
浦安万華鏡アメニティ

冷蔵庫、テレビ、金庫など。冷蔵庫には無料のミネラルウォーターが入っていました。
浦安万華鏡和室

実際に泊まってみて、綺麗で快適な部屋でした。
「飲食物の持ち込みはお断り」ですが、冷蔵庫があるのでビールとおつまみを持ちこんで宴会をする人もいそうです。

宿泊エリアが離れておらず完全に館内の一部なので、お風呂などに行きやすいと言うメリットはありますが、外の声が聞こえるというデメリットもあります。

私が泊まったのは平日で人が少なかったのであまりうるさくありませんでしたが、それでもフードコートとは距離が近いので人の声や物音などは聞こえました。
休日で夜中も人がたくさんいる時は、寝る時に少し騒がしいかもしれません。

トイレ無しの「露天風呂付き和室」にするか、トイレありの「和モダン」にするか悩ましいところですが、同じフロアにトイレがあるので、正直トイレが無くてもそこまで不便ではなかったかなと思います。
次に泊まる時は、トイレ無しの「露天風呂付き和室」にトライしてみます。

浦安万華鏡の漫画コーナーレビュー

個人的にビジネスホテルや健康ランドの漫画コーナーが好きなので、浦安万華鏡の漫画コーナーもレポートしてみます。

読むスペースは狭め。リクライニングシートと座椅子的なスペースがありますが、数が少ないのでこれが埋まったらどうするんだろう…と思うところではあります。
浦安万華鏡漫画スペース

肝心の漫画の品揃えですが、5000冊あるとは言えラインナップはイマイチです。
浦安万華鏡漫画

有名所はそこそこありますが。漫画のセレクトが古く、また途中までしか揃ってないものがほとんどです。
扱いも悪くビリビリに破れているものや無くなっているものも…。
浦安万華鏡コミック

正直あまり読みたいものがなく、行く前は「一晩じゅう漫画を読むぞ!」と意気込んでいましたが、結局短時間しか利用しませんでした。(リクライニングシートで爆睡しているおじさんのいびきがひどかったのもありますが…)

漫画の持ち出しができるか聞かなかったのですが、もしできるのであればお休み処などに持ち出して読むほうが、リラックスして読めそうです。(宿泊部屋に持っていけたら最高ですが、多分ダメなんじゃないかと思います)

浦安万華鏡の食事レビュー

浦安万華鏡の食事は、レストランとフードコートがあります。
レストランは和食、中華、焼肉チェーン店の牛繁など。
夜はライティングの具合で、ちょっとお祭りのような雰囲気があります。
浦安万華鏡

フードコートはフードコートと言う程の広さはなくラーメン、そば、B級グルメ(丼もの?)、クレープのみ。
ハンバーガーやたこ焼きなど、軽く食べれるものやおつまみ系があまり無いので、ここのラインナップがもう少し充実しているといいですね。

だらだらお酒を飲みたい人は、1階の食堂「菊水亭」に居酒屋的なメニューがあり、隣の休憩スペース「くつろぎ処」に運んで食べることができるので、くつろぎ処でのんびり飲むと良いと思います。

私は1階にある中華屋「老上海」で食事をしましたが、予想に反してかなり本格的な味で美味しかったのでオススメです。
老上海

フラワーエビの炒め物
浦安万華鏡食事

よだれ鶏
浦安万華鏡食べ物

麻婆豆腐は表面張力で盛り上がる程たっぷり。辛くて美味しかったです。
浦安万華鏡

宿泊すると朝食バイキングがつくのですが、1階の食堂に8:30までに行かないといけません。
浦安万華鏡は9時に閉館するので、チェックアウトも9時まで。朝風呂も楽しむことを考えると早起きは必須です。
浦安万華鏡朝食

朝食バイキングは特筆するほど美味しいという訳ではありませんが、品数もあり満足です。
浦安万華鏡バイキング

和食、洋食、ドリンクバーもありました。
浦安万華鏡朝ご飯

浦安万華鏡の温泉レビュー

最後に温泉について。
38ものお風呂があると言う事で、確かに内風呂・露天風呂・水着露天風呂共に種類が豊富です。

浦安万華鏡の営業時間は11:00~翌9:00なので、午後に到着して内風呂&露天風呂、夜に夕食を食べてから水着露天風呂、朝食前に内風呂&露天風呂と3回も温泉を楽しめました!

外の水着露天風呂は、思ったより広いエリア。ちょっと広めの公園くらいの面積があります。
平日に行ったせいか、夜の水着露天風呂は人も少なくて貸切状態でした。
浦安万華鏡水着露天風呂

滝!洞窟露天風呂は雰囲気満点です。
混浴天然温泉

水着露天風呂エリア全体に、足湯が川のように横断しています。
ここは水着がなくても利用できるそう。(Tシャツ&短パンの人もいました)
天然温泉足湯

メインビジュアルにも使われている天然温泉「源泉館」!
地下1400mから湧き上がる天然温泉が楽しめます。ちょっと千と千尋っぽい。
千と千尋っぽい温泉

個人的に気に入った、バードガスタイン風呂と言うドーム型温泉。
中がスチームサウナっぽくなって、音がボワンボワン反響して不思議なリラックス感があります。
バードガスタイン風呂

水着露天風呂エリアは思ったより広かったので、一つ一つ入って行くだけで気づくと結構時間が経っており、とても楽しめました。
水着エリアは写真撮影OKなので、洞窟内や源泉館など個性的な場所で写真が撮れるのもいいですね。

東京近郊で、天然温泉、なおかつ男女混浴で入れるところはあまりないので、カップルやファミリーで一緒に入れる温泉旅行の選択肢として充分候補になると思います。

東京から近い温泉旅行、浦安万華鏡に行こう!

実際に泊まってみて、天然温泉入り放題、混浴あり、朝食付き、部屋に露天風呂付で6,000円は格安だなと思いました。
何よりお風呂や食事、マッサージ、漫画が1ヶ所で出来ると言うのが最高です。
お風呂に入って、ビールを飲んで、部屋でごろごろしたらまたお風呂に入ってマッサージ…。

カップルやファミリーで1日中楽しめるのはもちろんですが、仕事帰りに平日に1人でフラッと来るのもいいかもしれない。

東京から30分で、これだけのんびりできる天然温泉施設があるとは驚きでした。
あまり遠出せず、気軽に温泉でゆっくりしたい!と言う人は、是非浦安万華鏡に行ってみて下さい。