長岡花火大会JTBツアーに参加して分かった、JTBのメリットとデメリット

長岡花火大会に行く際に、個人で全て手配するのと旅行会社のツアーに参加するのはどっちがいいんだろう?と迷う方もいると思います。

私は今回、JTBの長岡花火大会ツアーに参加しましたが、初めての長岡花火大会だったこともあり、ツアーにして良かったと感じました。メリットはこの後で紹介していきますが、所々で実感しました。

ただ、旅行会社のツアーにすることによるデメリットもあったので、長岡花火大会に行く際のJTBツアーのメリット・デメリットをまとめてみました。

ツアーにするか、個人で手配するか迷っている方は参考にしてみてください!

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長岡花火大会JTBツアーのメリット・デメリット

まず先に、長岡花火大会JTBツアーのメリットとデメリットをまとめてみます。

【メリット】
・観覧席が手配されている
・観覧席・移動手段・宿泊場所がある程度選べる
・JTB専用の休憩所がかなり使える
・添乗員さんから現地の混雑情報、裏技などが聞ける

【デメリット】
・観覧席・移動手段・宿泊場所は自由に組み合わせできない
・行き、帰りの新幹線の時間が選べない
・集合から解散まで、同じ人たちと行動することになる

それぞれ実際に行ってみてわかったことがたくさんあったので、詳しく説明していきたいと思います。

長岡花火大会JTBツアーのメリット

観覧席が手配されている

旅行会社のツアーに参加する一番の目的はこれではないでしょうか。
長岡花火JTBツアー

長岡花火大会には無料席やコンビニで買える有料観覧席もありますが、良い席は基本的に旅行会社が押さえてしまっています。また人気の有料観覧席は争奪戦も激しく個人で手配するのは困難です。

もちろん、個人で手配する場合、観覧席を抑えるだけではなく宿泊場所、交通手段も全て自分で予約しなければいけません。むしろ観覧席よりも、宿泊先の手配の方が難易度は高いです。今回JTBのツアーに参加しましたが、それでもデラックスシングルの部屋にエキストラベッドを入れて2名宿泊でした。特に花火会場のある長岡駅周辺で宿泊したいとなると、旅行会社でないとまず無理でしょう。殆どの宿泊先を、旅行会社がまとめて抑えてしまっています

近くに知り合いが住んでいて泊まるあてがあるなどの場合を除いては、観覧席・移動手段・宿泊場所を全て手配してくれる旅行会社に任せるのが確実と言えます。

観覧席・移動手段・宿泊場所がある程度選べる

JTBのツアーでは、観覧席、移動手段(新幹線・バス)、宿泊場所(長岡・新潟・越後湯沢)によってプランが数種類用意されており選べるようになっています。
長岡花火JTBツアー種類

料金は高くなりますがレアな屋形船からの長岡花火観賞も可能なので、豪華に行くなら屋形船ツアー、安く行きたいならバスツアーなど予算や目的に合わせて選べるのが良い所です。長岡花火大会は観覧席が複数あるので「○○席で見たい」と観覧席をピンポイントで選びたい人にも向いています。

長岡花火大会は長岡駅で行われますが、個人では予約が難しい長岡駅での宿泊プランがあるのも、大手旅行会社のメリットです。(花火大会終了後は混雑で長岡駅からの移動が大変なため長岡駅周辺の宿泊がベストですが、個人での予約は非常に困難です)

JTB専用の休憩所がかなり使える

行く前はまったく重視していなかったのですが、JTBのツアーに参加するとJTB専用の休憩所を利用することができます。

長岡花火JTB休憩所

実際に行ってみると、休憩所があって本当に助かりました。詳しくはツアーレポートの方で書きましたが、ツアーの場合、長岡駅にかなり早い時間に到着します。しかし周辺の飲食店などはどこも満員、数時間どこかで時間をつぶさないといけません。正直言って、周辺にこれと言った観光スポットもありません。早めに観覧席に行くこともできますが、観覧席は屋根もなく炎天下です。

長岡花火炎天下

JTBの休憩所は居酒屋の宴会座敷を解放したもので、広い畳みのスペースで混雑もなく快適。飲み物も用意されていますし、携帯の充電もできます。花火大会が始まるまで、クーラーの効いた畳スペースでのんびりできました。横になって寝てる人、近くのイトーヨーカドーでお酒を買ってきて飲み始めている人、新聞を読んでいる人など、それぞれ自由に過ごしていました。

長岡花火JTB休憩所

長岡花火大会は8月に行われるため、当然外は暑いです。少しでも体力を温存するために、特にお子さんや年配の人が一緒の旅行ではオススメしたいサービスです。

添乗員さんから現地の混雑情報、裏技などが聞ける

個人的にJTBのツアーに参加する一番のメリットだなと思った点です。

添乗員さんは長岡花火に毎年訪れて旅行者を案内しているプロです。当日の会場の混み具合、トイレの並び具合、お酒や食べ物を買うスーパーのレジの並び具合まで何でも教えてくれます。

説明を聞くまではプログラムを全部見てからのんびりホテルに向かうつもりでしたが、花火大会終了後の具体的な混雑具合を聞いて結局プログラムは全部見ずに、早めに会場を離脱することにしました。そのおかげで会場からホテルまで、ほとんど並ばずにスムーズに帰る事ができたので、事前に聞いておいて本当に良かったと感じました。

もちろん、個別の質問にも答えてくれるので、プログラムを見ながら「どの花火は絶対見た方がいいか?」「どのあたりで離脱すればいいか?」などの相談にも乗ってもらいました。「例年の状況から言ってまずはこのあたりのエリアに一度移動して~」と、裏技?的な観覧方法も地図を見ながら細かく説明してくれたので、それについてはまた別記事にまとめてあります。

長岡花火大会JTBツアーのデメリット

観覧席・移動手段・宿泊場所は自由に組み合わせできない

メリットの部分に「観覧席・移動手段・宿泊場所がある程度選べる」と挙げましたが、観覧席・移動手段・宿泊場所の組み合わせは決まっており、変更することができません。
例えば長岡駅に宿泊したい場合、「新幹線+ベンチ席+長岡宿泊+観光付き」のツアーしかありません。交通手段をバスにしたい、観覧席はベンチ席でなくマス席がいい、など自由に組み合わせる事はできないのがデメリットです。

私は花火以外の観光をする予定がなく、マス席が良かったので新潟宿泊プランにしましたが、宿が長岡駅に変更できるなら、多少料金が高くなってもそちらを選んだと思います。ただ、かなりの人数が申し込む旅行会社のツアーと言う性質上、自由度が低くなるのは仕方がないのかなとも思います。

行き、帰りの新幹線の時間が選べない

デメリットとして一番大きな点がこれです。
行きの東京→長岡、帰りの新潟→東京の新幹線の時間が選べません。これはツアーであれば一般的なことなので問題ないのですが、今回のツアーでは駅で集合し団体改札から入るので、新幹線の切符を渡されません。

ツアー2日目は帰るだけなので、新幹線の時間が遅ければ新潟で観光してから帰ろうと考えていたのですが、新潟駅の集合が12:30だったので観光する時間は無し。新幹線の切符がもらえるタイプのツアーであれば自由席で好きな時間に帰れたので残念です。とは言え、長岡花火大会当日~翌日は1年のうちでおそらく1番混む日であっただけに、ツアーで座席を抑えるのには仕方がないのかもしれません。

集合から解散まで、同じ人たちと行動することになる

団体行動のツアーの場合、集合から解散まで、ずっと同じ人たちと行動を共にすることになります。つまり、その中に問題行動を起こす人が居た場合、その問題行動に集合から解散までずっと付き合い続けるということになります。

花火の会場で周りを見ると「大声を上げて立ち上がる人」「酔っぱらって騒ぐ人」「マス席で他の人のスペースまで占領する人」などが見られました。隣にこんな人がいたら、リラックスして花火を楽しめませんよね。

私たちの属するグループにはこういった人はいませんでしたが、これは運が良かっただけです。自分たちのグループにそういった人がいたら、折角の旅行も台無しになってしまうというのは、かなりのリスクのように感じます。

長岡花火大会に初参加なら、ツアーがオススメ!

今回は初めての長岡花火大会参加で現地の雰囲気や混雑具合もわからなかったので、ツアーに参加して良かったと思いました。特に添乗員さんに生の情報を詳しく聞けたのは大きかったです。おかげで大きな混雑にも巻き込まれずにスムーズに花火が楽しめました。初めての人は、ツアー参加がオススメです。

一度行ってみたことで、だいたいの位置関係や混み具合などもわかったので次は自分で手配するのもいいなと思ったのですが問題は宿の手配ですね。宿が手配できれば個人手配、無理そうだったらツアーと切り替えて考えるのも良いかもしれません。