URは本当にお得?URの本当のメリットは礼金不要とは別の所にある

2017-09-14

UR賃貸には礼金・更新料・仲介手数料・保証人が必要ありません。

礼金・更新料・仲介手数料は敷金と違い帰って来ないお金です。
それぞれが家賃1ヶ月分と考えると家賃3ヶ月分のお金がまるまる飛んで行きます。家賃7万円であれば21万円。家賃12万円であれば36万円。結構な大金です。

最近の民間賃貸は保証人がいても保証会社に入らなくてはいけないケースが多く、そこでも余計なお金がかかります。そう考えるとUR賃貸は金銭面で非常にお得に見えます。

しかし、最近は民間でも礼金0、仲介手数料無料物件はそこそこ扱いがあります。そういった民間物件とUR物件を比較して、URはお得なのでしょうか?

UR賃貸をよく見ていくと、金額面だけではないメリットも非常に大きい事に気づきます。今回は「礼金・更新料・仲介手数料・保証人不要」だけではない、UR賃貸のメリットを解説したいと思います。

URには特定の層に向けた大幅割引がある

URには高齢者向け、子育て層向け、35歳以下の低年齢向けなど、特定層に向けた優待サービスがあります。また、居住地によっては、フリーレントが数ヶ月付いていたり、割引がついていたりとかなり良い条件で契約することができます。

この割引がかなり大きいため、あなたがその特定層に当てはまっているのであれば、URは間違いなく得です。

URキャンペーン

【単身者向け】
U35割:35歳以下だと家賃が3年間お得

【カップル・新婚・子育て向け】
LOVE得:入籍予定及び入籍後1年以内のカップルだと家賃が3年間お得
子育て割:子育て世帯は最大6年間、新婚(結婚5年以内)世帯は最大3年間、家賃を20%減額
そのママ割:18歳未満の子を不要している世帯(子・孫・妊娠中もOK)は家賃が3年間お得

【二世帯向け】
近居割:半径2km以内に二世帯(どちらかが子育て世帯・高齢者世帯)が近居で、家賃が5年間最大20%減額
近居割WIDE:近居割WIDEエリア内で二世帯(どちらかが子育て世帯・高齢者世帯)が近居で、家賃が5年間最大20%減額

ざっと上げただけでこれだけの家賃割引サービスが用意されています。
他にも定期借家で更新ができない代わりに家賃が安い「URライト」や、1~2ヶ月の家賃がタダになる「フリーレント」物件も用意されています。

URと言うとファミリー向けのイメージがあり、実際子育て世代に対しての割引が豊富ですが、中にはU35割など単身でも利用できるので単身者の方も検討してみてはいかがでしょうか?(UR賃貸にはワンルームの物件もかなり多いです)

URには不確定要素がない

もう一つ、金額面だけではないUR賃貸のメリットとして「URの条件は交渉に左右されない」という点が挙げられます。

民間であれば、大家や不動産業者次第で、家賃や初期費用、時には敷金の償却まで変動します。交渉が上手かったり、収入などで信用が高い人であれば、元々の提示より有利な条件で契約できる可能性があります。ひょっとしたら、URで10万円相当の部屋を8万円で礼金・仲介手数料0、フリーレント付きなどで契約することが出来るかもしれません。

しかし、当然逆もありえます。
交渉ベタであれば礼金・仲介手数料をしっかり取られるのはもちろん、タチの悪い大家や不動産会社に当たってしまった場合、退去時に敷金を一切返してもらえないなど、家賃以上に大損してしまうケースもあります。敷金やクリーニングなどの賃貸トラブルはニュースなどでも良く見かけますよね。

URにはそれが一切ありません。決められたルールに則って、全てが処理されます。交渉力は一切関係なく、その人の収入(最低条件はあります)などの信用も影響しません。敷金もルールに則って、ちゃんと返って来ます。

そのため、交渉が有利に進められる要素がない、もしくは元々交渉をする気がない人にとっては、不確定要素がなく安心して契約できると言うメリットがあります。賃貸契約と言うのは誰でも普段の生活レベル以上の大きな金額が動くため、安心して契約できると言うのは大きなメリットではないでしょうか。

物件のグレードが高いというのは疑わしい

URは同価格帯の民間賃貸に比べて物件のグレードが高いという話もよく聞きますが、単純に値段とグレードだけで比較すると割とそうでもありません。今はグレードの高い賃貸物件が比較的安価に出ていることも少なくないため、むしろURの方が割高な印象すらあります(設備が古い割に高い、立地の割に高いというケースが多いです)。

日本の不動産は「賃貸は賃貸向けに作る」というのが定番だったため、昔は分譲レベルで作られたURの方が、グレードが明らかに高かったのかもしれません。ただ、今は分譲賃貸も少なくないため、物件グレードに関していえば、URの強みは失われつつあると思います。

ただ、URにも最近はUR PLUSというシリーズがあり、特別高級なURマンションも存在します。
UR賃貸住宅 デザイナーズ(UR PLUS)物件 – UR賃貸情報センター

豊洲などタワマンエリアに集中していますが、高級なUR物件に住みたい人は一見の価値ありだと思います。

礼金・更新料・仲介手数料・保証人不要だけではないUR賃貸の魅力

・URは特定層に向けた優待サービスがある
・交渉に頼らず安心して契約できる

などのメリットを活かせる・魅力を感じるという方であれば、UR賃貸はかなりオススメです。

UR賃貸は賃貸検索サイト(SUUMOなど)に掲載される事もありますが数は少なく、UR賃貸に住みたいのであれば最寄りのUR営業センターに出向くのが一番の近道です。

実際にUR営業センターに行ってみてレポートしたので、興味のある方は参考にしてみて下さい。

関連記事