東京ガスで電気とガスを「ずっとも電気」にまとめて月にいくら安くなったのかレポート

引越しを機に電気とガスをまとめて安くしたいなと思って、東京電力から東京ガスの「ずっとも電気1S」に乗り換えました。

電気やガスの乗り換えは色々な会社が行っていますが、東京ガスの「ずっとも電気1S」に乗り換えて、具体的に1ヶ月の電気代・ガス代がどれだけ安くなったのかのレポートをしたいと思います。

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安い電力会社の選び方

東京ガスの「ずっとも電気」は、東京ガスが提供する電気サービスです。

いままではほとんどの人が自動的に電気=東京電力と契約していたと思いますが、電力自由化により各家庭で好きな会社を選べるようになりました。
有名なところでは「ENEOSでんき」や「楽天でんき」がありますね。楽天でんきは楽天ポイントが貯まるなど、各社お得なサービスを提供しています。

通信サービスなどと違い電気の「質」と言うものは無いので、基本的に料金が安ければ安いほど良い、と言う事になります。
電力会社は思ってる以上にたくさんあり(私も調べて聞いたこともない会社がたくさんあるのに驚きました)、住んでいる地域や、よく電気を使う時間帯などによって安くなる会社が変わるため、比較サービスを使って安いところを探すのが手っ取り早いと思います。

私は楽天のサービスを良く使うので、最初は楽天電気にしようかとも思ったのですが、現在東京電力&東京ガスと契約しており「変更の手続きがめんどくさそう」と言う何とも横着な理由で東京ガスに一本化することにしました。

参考までに、東京電力で一本化した場合の料金はコチラ、東京ガスで一本化した場合の料金はコチラ
両方シュミレーションが用意されているので、面倒な人はこの二つで比較してみると良いと思います。

東京ガスの「ずっとも電気」とは?

今まで電気やガスの見直しをしたことが無かったので料金体系が分かりにくかったのですが、簡単にまとめると東京ガスの電気プランは以下の4つになります。

・ずっとも電気1S→電気使用量の少ない一般家庭
・ずっとも電気1→電気使用量の多い一般家庭
・ずっとも電気2→飲食店など
・ずっとも電気3→工場など

一般家庭ならずっとも電気1Sか、ずっとも電気1の選択ですね。

自分はどちらを選べば良いのか、ざっと確認したい人はこちらの表が分かりやすいと思います。

東京ガス電気安い

年間使用量が3,000kWh~4,000kWhくらいの家庭は微妙なところなので、シュミレーションで細かく確認してみましょう。

ガスと電気を一本化する利点として電気料金が安くなることが挙げられますが、東京ガスに一本化すると「ガス・電気セット割」が適用になり「ずっとも電気1S」なら毎月の電気料金から0.5%を割引、「ずっとも電気1」の場合は毎月の電気料金の基本料金から275円の割引がされます。
また、dポイントや楽天ポイントと等価(1P=1P)で交換できるパッチョポイントと言うポイントも貯まります。

基本の電気料金が安くなるだけでなく、プラスアルファの割引も考慮してプランを選ぶのがオススメです。

東京ガスの「ずっとも電気」にしてどれくらい安くなったのか

私の場合、引っ越しを機に「東京電力+東京ガス」の契約から、シュミレーションで一番安かった「東京ガスのすっとも電気1S+東京ガスの一般契約」に変更しました。
変更後、具体的にどれだけ電気料金・ガス料金が安くなったのか、まずは1年前の電気・ガス料金と比較して見てみましょう。

昨年9月分の電気料金:12,525円
昨年9月分のガス料金:2,417円

9月分の電気料金:13,100円
9月分のガス料金:4,053円

た、た、高くなってるーー!!!!!!!

特にガス代が倍近くになってますが、これは引越し前のマンションがIHコンロだったためかと。
今の家はガスコンロなので、ガス代が高くなってるのは納得です。
ただ、それであれば電気料金は安くなってるはずなのですが、IHコンロ分安くなるどころか、逆に高くなってる…。

とは言え、引越し前のマンションと今のマンションでは住宅設備がかなり違う上、使った電気・ガスの量も違うのでその状態で比較しても意味がありません。

と、言う事で東京ガスのシュミレーションで「9月の請求書に書いてあった量の電気・ガス」を入力して、変更前と変更後でどれだけ安くなったかを同条件で算出してみます。

ずっとも電気安い

変更前の電気料金:15,348円
変更前のガス料金:4,110円

変更後の電気料金:14,394円
変更後のガス料金:4,110円

実際の電気料金請求額:13,100円
実際のガス料金請求額:4,053円

ガス料金は引越し前も引越し後も一般契約なので変わらず。
シュミレーションと実際の請求金額に50円ほど誤差がありますが、まあ安くなってるので良いとします。
いま確認したら、ガスも「ずっともガス」と言う契約プランがあって、そっちなら料金変わらずパッチョポイントが貯まったので電機と一緒にガスのプランも変更しておけば良かった!

問題の電気料金は、同じ条件・同じ量の使用であればプラン変更によって1,000円ほど安くなっている計算です。良かった!
さらに、実際の請求額はシュミレーションより1,000円ほど安くなっています。

これは電気料金14,448円(これもシュミレーションから50円ほどずれてますね)から「セット割引等 1,348円」が割引されているためです。

ずっとも電気割引

セット割りの割引額は電気料金の0.5%のはずですが何故か9%近くの割引が入っているので「セット割引等」の「等」の部分で何か割引がされてるんだと思います。
調べても良く分からなかったのですが、これもまあ安くなっているので良しとします。電気料金謎すぎる。

この結果を総合すると、同じ条件・同じ量の使用であれば変更前より2,000円ほど安くなったと言う結果になりました。
同じ月でも、今年は単に電気の使い過ぎだったってことですね。去年は気密性の高いタワーマンションに住んでいましたが、今年は気密性の低い低層階のマンションに引っ越したのでついついクーラーの稼働時間が長くなってしまったのかもしれません。

「ずっとも電気」を検討している人へ

我が家の電気代は「ずっとも電気」に変更して、ひと月で2,000円も安くなりました。
9月分の電気代は7月中旬~8月中旬と、クーラーフル稼働のおそらく1年で一番電気代が高い月なので、他の月はもう少し幅が小さくなるのかなと思いますが、電気代が高くなることはなく安くなっていたので良かったです。

私が東京ガスで電気とガスを一本化した感想をまとめると以下になります。

・詳細の分からない割引等もあるが、電気料金は安くなった
・東京ガスのシュミレーションはそこそこ正確(誤差50円くらい)
・実際の請求額はシュミレーションよりさらに安くなる
・料金に反映されない部分として、パッチョポイントもつく(年間2,500円分ほど)

シュミレーション通りの金額になるの?と言うのが一番の不安でしたが、実際に届いた請求書とシュミレーションを見比べると、誤差は微々たるものだったので、ほぼシュミレーション通りの金額になると思って良いと思います。それに割引等が加わって、さらに安くなる感じです。

電気料金は月々の使用量や今の契約形態にもよるので、まずはシュミレーションをしてみて、現在の料金と比較することをオススメします!