通販のホワイトニングで効果が出ないワケ。そのLEDライトとジェル、意味ないかも?

2018-09-06 2018-10-05

先日、歯医者でホームホワイトニングをしたところ、面白い話が聞けました。

通販などで売られている歯のホワイトニング用品、あれは「歯を白くするには、ほとんど意味がない」そうです。
理由は色々とあるのですが、聞いてみると納得の内容でした。

個人的に「なるほど!」と思う話が多かったので、現在通販などで売られている歯のホワイトニング用品で何故効果が出ないのか、歯医者さんで聞いた「通販のホワイトニングで効果が出ない理由」を、情報共有したいと思います。

Amazonで売れている「パールホワイトPRO」その効果は?

Amazonや楽天市場で良く売れているホワイトニングに「パールホワイトPRO EXプラス」があります。アットコスメの口コミランキング一位になったこともあり、ホワイトニングの中では有名商品なのでホワイトニングで検索している人は一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

通販で安く買えて、歯医者に行く必要もなく、家で使うだけで歯が白くなるならこんな嬉しいことはないですよね。私もネット通販大好き人間なのでその気持ちは良くわかります。

では効果の方はどうなのでしょう?
ここで「パールホワイトPRO EXプラス」の説明を読んでみます。

パールホワイトPRO効果

■短時間で90%の汚れを取り除きます!
薬用パール ホワイト Pro EXには、リンゴ酸(α-ヒドロキシ酸)をはじめ歯の漂白に有効な成分がおしげもなく配合されています。数年間の汚れが染み付いた歯でも、液に短時間浸しただけで、なんと90%の汚れが落ち、漂白されることが確認されています。

■歯の黄ばみを撃退!
リンゴ酸がお茶やコーヒー、タバコなどによる頑固な黄ばみを浮き上がらせ、落としやすくします。

■ 歯を白く!
ポリリン酸ナトリウムによって歯の汚れを落とし、コーティング(ステインや歯石の沈着防止)します。

ここで注目したいのは「漂白」と言う言葉です。
歯を白くする、と聞いた場合、たいていの人は「歯そのものを漂白して白くする」ことを期待します。
しかし「パールホワイトPRO EXプラス」の説明をよく読んでみると、効果としては「歯の汚れを落とす」、ただそれだけの効果であることがわかります。

「なんと90%の汚れが落ち、漂白される」と書いてありますが、「汚れが落ちる=漂白」ではありません。汚れた車を洗うと車の表面は綺麗にはなりますが、車自体の色が変わる訳ではありませんよね?「歯の表面の汚れを落として歯を白く見せる」ことと、「歯そのものを漂白して白くする」ことはまったく別物です。

「パールホワイトPRO EXプラス」では「汚れが落ちる=漂白」と表現していますが、実際には漂白ではなく、あくまで歯の表面の汚れを落として歯を白く見せると言う効果しかありません。これは「パールホワイトPRO EXプラス」に限ったことではなく、ホワイトニングを謳っている歯磨き粉などでも同様です。

そもそも、日本の薬事法では歯を漂白する過酸化水素は劇物として指定されているため、過酸化水素が含まれているホワイトニングジェルを購入するには医療機関に行く必要があります。「歯を白くする=歯そのものを漂白する」のであれば、医療機関に行くしかないのです。

ではこう言った市販のホワイトニング商品はまったく意味がないのかと言うと、そうでもありません。
煙草や飲食の汚れなどで歯の表面を綺麗にしたいと言う目的であれば、こう言った市販のホワイトニング剤は効果があります。私は以前ヘビースモーカーで歯がヤニなどで茶色くなっていましたが、ホワイトニング歯磨き粉である程度綺麗になりました。

ただ、表面が綺麗になっても歯そのものの色は変わりません。もともと歯が黄ばんでいれば黄色いままですし、実際の自分の歯の色以上に白くなることはありません。「歯そのものを白くしたい」と言う目的で使うのであれば、市販のホワイトニング剤では効果は期待できません。

LEDライト付きホワイトニングキット「スマートデント」の効果は?

次に、最近流行っているスマホで使えるセルフホワイトニングセット「スマートデント」を見てみましょう。こちらもAmazonで購入できます。

価格 7,700
商品ランキング 4,008 位

「スマートデント」は、歯にホワイトニングジェルを塗りマウスピースに内蔵されているLEDライトを当てて歯を白くする、と言う仕組みになっており、一見歯医者のオフィスホワイトニングを同じことをしているように見えます。

しかし、これも説明をよく読んでみると、歯医者でのオフィスホワイトニングとは似て非なるものだと分かります。

スマートデント効果

ジェルに含まれる酸化チタンが青色LEDの光と反応し、光触媒により歯の表面の汚れや細菌を分解、除去することで歯がもつ本来の白さにもどしていきます

パールホワイトPRO EXプラスの説明を読んでくれた方ならもうお気づきかと思いますが、こちらも「歯の表面の汚れを除去することで歯がもつ本来の白さにもどす」と言う説明になっています。パールホワイトPRO EXプラス同様、歯そのものを白くする訳ではなく、あくまで表面の汚れを落とすだけの商品ですね。「歯がもつ本来の白さにもどす」と言う事は、歯の本来の色以上にはならないと言うことです。

また、ホワイトニングジェルの成分にも注目です。

「スマートデント」のホワイトニングジェルには酸化チタンが含まれています。酸化チタンは市販のホワイトニング歯磨き粉(シュミテクト等)にも含まれている、ごくごく一般的な無機化合物です。
酸化チタンは歯の汚れ(ステイン)に吸着し、LEDライトを当てる事により光触媒と言う化学反応を起こします。光触媒が起きるとステインは歯の表面から浮き上がります。歯からステインが離れると、その後の歯磨きなどでステインを除去することができます。

つまり、酸化チタンの役割は「歯から汚れを浮かせること」であり、「歯を白くすること」ではありません。
歯についたステインは通常の歯磨きだけでは取れにくいので、こちらも「歯の表面を綺麗にしたい」と言う目的であれば使う価値はあると思いますが、パールホワイトPRO EXプラス同様、「歯そのものを白くしたい」と言う目的で使うのであれば効果は期待できません

効果を重視するなら、歯医者でホワイトニング

ここまで読んで頂いて、市販のホワイトニング商品は「歯の表面を綺麗にする」効果はあっても、「歯そのものを白くする」効果はないと分かって頂けたかと思います。

そもそも、歯を漂白する過酸化水素が医療機関でしか使用できない時点で歯医者に行くしかないのですが、それ以外にも歯医者でホワイトニングをするメリットは色々とあります。ここからは私がホームホワイトニングを行ったホワイトニング専門の歯医者さん「ホワイトエッセンス」と比較して、歯医者でホワイトニングをするメリットをお伝えしようと思います。

歯の状態に合わせたホワイトニングができる

歯医者で行うホワイトニングは、大きく分けて2種類あります。「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」です。

オフィスホワイトニングは歯にホワイトニングジェルを塗り、ライトを当てて歯を漂白する方法です。価格も安く、1回で高い効果が出るので「いますぐ白くしたい」と言う人にオススメのホワイトニング方法です。

対してホームホワイトニングは、自宅でじっくりホワイトニングをする方法です。専用のマウスピースを作り、自宅で毎日ホワイトニングジェルを塗ることで歯を漂白します(ライトは使用しません)。時間がかかる代わりに、じっくりホワイトニングすることでオフィスホワイトニングより最終的には白くできる、自宅で好きな時間にできるなどのメリットがあります。

また一番の違いとして、ホームホワイトニングは歯の内側まで白くできると言うメリットがあります。私は何度かオフィスホワイトニングをしてきましたが、今回ホワイトエッセンスのカウンセリングで「歯の内側(象牙質)が黄ばんでそれが透けて黄色く見えている」と診断されたので、歯の内側まで白くできるホームホワイトニングを選びました。

このように、その人の歯の状態によって最適なホワイトニング方法を選択できるのは、歯医者で診断を受けたからこそだと思っています。自己判断で自分に合ってないホワイトニングをしても、お金の無駄遣いです。プロに診断してもらうことで、自分に一番効果が高いホワイトニングを行うことができます。

ホワイトニングジェルが違う

前述の通り、医療機関では歯を漂白する過酸化水素を使用したホワイトニングが行えます。そのため、本来の自分の歯の色以上に白くすることができるのが、通販と歯医者のホワイトニングの一番の違いです。

ホームホワイトニングジェル

私は今回ホームホワイトニングキットを購入しましたが、ホワイトエッセンスの自宅用ホワイトニングジェルには過酸化水素が入っているのはもちろん、しみ止め成分が含まれていたりと、よりホームホワイトニングに特化したジェルになっています。過酸化水素の濃度も10%~35%と選択可能なので、自分の希望に合わせて濃度を選ぶことができます。

また、ホワイトエッセンスはホワイトニング専門のクリニックのため、独自研究で歯を白くする事に特化したホワイトニング剤を開発しています。オフィスホワイトニングで使用するホワイトニング剤は、過酸化水素に触媒配合アパタイトを独自配合したオリジナルジェル。過酸化水素で歯を漂白するのはもちろん、アパタイトが歯の着色物を吸着して過酸化水素と一緒に分解していくことで、着色物の残らない綺麗な白い歯に仕上がります。

このように、歯医者(特にホワイトニング専門の歯科)では、市販で販売できない効果の高いホワイトニングジェルを使えると言うメリットがあります。

また、個人輸入などで過酸化水素が含まれている海外のホワイトニングジェルを購入する人もいますが、私はこれは非常に危険だと思っています。
海外製品には日本で薬事認可されていない成分が含まれていたり、刺激の強いものが含まれている場合があります。その成分が問題ないものか、効果のあるものか、医学知識のない人がきちんと見極めできるでしょうか?

口の中は大変デリケートです。安全性の保証されていない薬剤を使用して取り返しのつかない事になってもすべては「自己責任」。あとで後悔しても遅いです。薬剤を使う以上、個人の判断は危険です。医療機関でホワイトニングをすることによって、効果だけでなく「安全」も買うことができると言うことを覚えておきましょう。

LEDライトの質が違う

歯医者さんで聞いた話で印象的だったのが「通販などで売られているホワイトニングキットは、ライトの質が全然違う」と言う話でした。

一般人のこちらからすると「ライトの質」など気にしたことはありませんでしたが、ホワイトニングジェル同様、ライトも効果が出やすい最適な波長に合わせることで、ホワイトニングの効果を最大限に引き出すことができます。

ホワイトエッセンスでは歯科医療業界で初めて、厚生労働省から認定を受けた第三者認定機関から「医療機器クラスⅡ」の認定を受けているホワイトニングマシンを導入し、触媒の反応を最も促進する波長領域の光線を出しています。

ライトの種類は医院によって変わりますが、ホワイトニング専門の歯医者を選ぶことで「効果の高いホワイトニングジェル」や「効果の高いライト」を使用したホワイトニングが可能となります。

マウスピースが違う

歯医者でホームホワイトニングのキットを購入すると、型取りをして自分専用のマウスピースを作成してくれます。今回ホワイトエッセンスでホームホワイトニングをしてマウスピースを作成しましたが、その精度の高さに驚きました。歯の細かい溝や凹凸を完全に再現して、隙間なくフィットするように精密に作られています。

ホームホワイトニングマウスピース

ホームホワイトニングでは1日2時間、毎日マウスピースを装着する必要があります。マウスピースの精度は、実際に口に入れて見た時の不快感に直結します。オーダーメイドで作成したマウスピースは違和感が少なく、長時間つけていても疲れません。最初は毎日続けられるか不安だったのですが、ストレスなくつけれるので毎日の習慣としてすっかり定着しました。

また、ホームホワイトニングで重要なのは、いかにホワイトニングジェルを歯にきちんと密着させて成分を浸透させるかですが、マウスピースの精度が高いので歯とマウスピースに隙間ができず、ホワイトニングジェルを歯にピッタリと密着させることができます。

歯医者のホワイトニングは高い?

通販の方が安い、と言うイメージのあるホワイトニングですが、実際に歯医者のホワイトニング料金と比較してみるとどうでしょうか?

参考までに、私が言ったホワイトエッセンスのホワイトニング料金は「オフィスホワイトニング 8,000円」「ホームホワイトニング(マウスピース作成&ホワイトニングジェル込み) 15,000円」です。前述の「パールホワイトPRO 7,500円」、「スマートデント 7,700円」と比較して、それほど高額とは思えません。

料金に対する考え方は人それぞれですが、私は歯医者でのオフィスホワイトニング、ホームホワイトニングを経験して両方とも満足いく効果を得られました。実際に歯が白くなって「こんなに簡単に歯が白くなるならもっと早く行けば良かったな」と後悔した経験があるので、手軽だからと効果のあやふやな通販の商品に手を出して「安物買いの銭失い」になるよりは、少しお金を出してでも実績のある医療機関でホワイトニングした方が良いと思っています。

通販のホワイトニングは効果を知った上で使おう

ここまで、通販のホワイトニング商品を否定するような事を書いてしまいましたが、効果を理解した上で使うのであれば問題ないと思っています(私も歯の白さをキープする目的でホワイトニング歯磨き粉は使っています)。

市販のホワイトニング商品は、歯の表面を綺麗にする効果はあります。
ただ、自分の歯の色以上に白くすることはできません。

もし自分の本来の歯の白さ以上に、歯を白くしたい!と考えているのであれば、通販のホワイトニング商品はやめて、ホワイトニング専門の歯医者でのホワイトニングを強くオススメします!

ホワイトエッセンスでのホームホワイトニング体験談はこちら

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