IHでの土鍋ごはん(玄米)の炊き方。ベストの火加減&水量はコレ!
数年前から土鍋で玄米を炊いています。
ずっとガス火で炊いていましたが引越してIHコンロになりました。IHクッキングヒーターでの土鍋ごはんの炊き方が最初は分からず四苦八苦しましたが、やっとベストの炊き方が分かったので情報共有したいと思います。
IHで土鍋ごはんを炊いてみたい!と言う方は参考にしてみて下さい。
IHでの土鍋玄米に最適な水量
玄米2合の場合、水500ml
玄米3合の場合、水750ml
玄米を軽く研いだら分量通りの水とひとつまみの塩を入れ、あとは火にかけるだけです。
玄米の場合、どうしても固く炊きあがるので一晩浸水させるのが一般的ですが、私は固めが好きなので浸水させずにすぐに炊いてしまいます。それでも固い!とはならずに、しっかり芯まで炊けた上で固めの仕上がりなので、充分美味しく食べれてます。
ベチャッとしたごはんが苦手で、パラパラした炊きあがりが好きな人は浸水なしで炊いてみて下さい。
IHでの土鍋玄米に最適な火加減
ガス火の場合は
1.強火で沸騰するまで加熱(時間は適当)
2.沸騰したら弱火にして30分
と言う火加減で美味しく炊けていたのですが、IHの火加減は目で見えず目盛で制御するのでいまいちベストな火加減が分かりません。IHコンロ自体が初めてだったので最初は戸惑ったのですが、何回かトライしてみてベストの火加減が分かってきました。
1.「8」で8分
2.「3」で30分
これが我が家のIHコンロでのベストな火加減です!
色々試してみて、IHの場合はガス火より沸騰に時間がかかることが分かったので、最初の沸騰までの時間を8分と長めに取っています。10分だと沸騰しすぎて吹きこぼれてしまったので、8分くらいで弱火に切り替えるのがベストです。
この火加減で芯までしっかり炊けて、なべ底は少しおこげができるくらいの丁度いい炊きあがりになりました。
我が家は1~8までの8段階なので、違うタイプのIHコンロではピッタリ同じとは行かないと思いますが、参考にしてみてください。
IHで玄米(白米)を炊く時のオススメ鍋
IHでごはんを炊く時は、当然IH対応の鍋を用意しないといけません。私はティファールの「キャストラインライスポット」と言う炊飯用に開発された鍋を使っています(土製でなく金属製なので正確に言うと「土鍋」では無いのですが、役割としては同じなので良しとして下さい)。
IH対応の土鍋は色々とありますが、
・ガス火もIHもOK
・安心のティファールブランド
・3合まで炊ける
・見た目が土鍋っぽくない
・金属なので割れない
この内容に惹かれて「キャストラインライスポット」に決めました。
ティファールの「キャストライン」は、底面だけ厚くした鋳物(キャスト)製法で蓄熱性が良く、じっくりムラなく加熱できるのが特徴です。その中でも「ライスポット」は蓋裏に突起をつけて水分をまんべんなく循環させたり、蓋の周りを立ちあげ吹きこぼれしにくい形状にしたりと、米を炊くのに特化して作られています。
すでにガス火で4年使用していますが、5層のチタンコーティングのおかげがこびりつきや汚れはなし!新品に近い綺麗な状態です。もちろん、陶器ではないので割れる心配もありません。
とにかくお手入れが簡単で価格もそこまで高くないので、土鍋を初めて使う人に特にオススメです!もちろん、炊飯以外の用途にも使えます。
土鍋ごはんはいいぞ!
土鍋でごはんを炊く、と言うと「難しそう」「大変そう」と思うかもしれませんが、基本的に沸騰したら弱火で30分放置するだけなので楽です。しかも美味しい。水加減や火加減を調整して、自分の好きな炊きあがりを追求するのも楽しいですよ。土鍋ごはんは冷凍してもふっくらとして美味しいと言うメリットもあります。
夜に炊飯器をセットしておいて朝に炊きたてを食べたい、と言う人には不向きかもしれませんが、美味しいごはんを食べたい人はチャレンジしてみて下さい!