パーソナルジムローンがヤバすぎる!絶対に辞めた方がいい理由

2018-05-08 2018-11-06

ライザップを筆頭に、短期間でダイエットをする「パーソナルジム」が盛り上がっています。

短期間で集中的にマンツーマントレーニング&食事制限をすることで、驚くほどの効果を出すパーソナルジムですが、トレーナーに付きっきりで指導してもらうため、どこのパーソナルジムも料金は高額になります。

そこで、色々なパーソナルジムで最近見かけるのが「パーソナルトレーニングローン」。
「月9,900円で有名パーソナルジムに通える!」をキャッチコピーにしていますが、中身をよくよく見てみると支払い総額はとんでもない金額に…。

「お金はないけど、月1万円以下なら通える!」「多少高くなっても月々の支払いが少ない方がいい!」と思ってしまった人は要注意です。
現在、パーソナルジムの支払いに分割払いやローン契約を考えている方は、是非この内容を読んでから本当に契約するか、もう一度考えてみて下さい。

パーソナルジムローンとは?

パーソナルジムローンとは、高額なパーソナルジムの料金を分割して払えるよ!と言うサービスです。

30万円のコース料金を一括で払うのにはまとまったお金が必要ですが、支払いを30回に分ければ1ヶ月1万円の支払いでパーソナルジムに通える計算になります。
「1万円なら普通のスポーツジムと変わらないじゃん!いいじゃん!」と思ったあなた、危険です。あなたのような人が、悪い言い方をするとカモになります。この記事を是非最後まで読んで下さい。ローンには恐ろしい罠が潜んでいます。

パーソナルジムローンを絶対に辞めた方がいい理由

そもそも、ローンとはどんな仕組みでしょうか?
最初に「30万円を30回に分ければ月1万円の計算になる」と書きましたが、実際にローンを組むとこうは行きません。

ローンと聞くと「ただ支払いを分割した分割払い」と誤解する人がいますが、違います。
ローンとはお金を借りることです。
30万円のローンを組む=30万円のお金を借りることです。
30万円を借りて最初にコース料金を払い、あとで30万円の借金を少しづつ返すイメージです。

借金をするには必ずかかるお金があります。
それが「金利(年利)」です。

お金を貸す方も、ボランティアでお金を貸している訳ではありません。
10万円貸すので、利息をつけて11万円返して下さいね。これが借金の基本です。

ローンの場合、この「利息」が「金利(年利)」と言う数字で「これくらい利息をつけて返してもらいますよ」と契約書に書かれています。
隠している訳ではないので、誰でも見られますし、契約する際は必ず説明されるはずです。

では、パーソナルジムローンを組むと、支払いはいくらに増えるのでしょうか?
ここからが怖い話です。ローンを考えている人は心を落ち着かせて良く読んで下さいね。

ローンにした場合、支払い総額はどうなる?

色々なパーソナルジムがパーソナルジムローンを導入していますが、スルガ銀行の「パーソナルトレーニングローン」を利用しているケースが多いです。ローンと聞くと怪しい闇金などを連想する人もいると思いますが、スルガ銀行の「パーソナルトレーニングローン」はきちんとした銀行のローンなので、そこは安心して下さい。

さて、このスルガ銀行の「パーソナルトレーニングローン」のホームページを見てみると、使用例が載っています。

パーソナルジムローン

【年利8.0%の場合】
購入商品:100万円
月々のご返済額:3万円
ご返済回数:38回

3万円×38回払いで、支払い総額は114万円。
100万円借りて114万円の支払いなので、余分に払ったのは14万円。100万円借りて14万円の利息なら金利としてはそこまで悪くありませんが、14万円は利息として消えてしまうお金です。何も残りません。

14万円あれば、何が買えるでしょう?14万円あれば安いパーソナルジムに通うことだってできます。
それだけのお金を金利だけで払うと言うことは理解しておきましょう。

10万円以下のコースがあるパーソナルジムはこちら!

高額ローンに要注意!金利を良く見よう

パーソナルジムの中には独自のローンを組んでいる所もあります。
「頭金なしで月々1万円程度で通える!」をウリにしている、有名パーソナルジムのホームページを見てみましょう。

パーソナルジムローン危険

【頭金ゼロ 60回払いの場合】
入会金&コース料金:348,000円
初回支払い:10,704円
2回目以降:9,900円

支払い総合計:594,804円

35万円のコース料金に対して、最終的に支払う金額は60万円近くになっています。
35万円の借金に対して60万円の返済。25万円も多く支払っています。どうしてこうなってしまうのでしょうか?

秘密は、金利にあります。
先ほどのスルガ銀行のパーソナルトレーニングローンでは100万円借りて114万円の支払いでした。
これはあくまで年利が8.0%での計算です。

対して、このパーソナルジムの年利は「実質年率19.8%」となっています。
実質年率とはカードローンなどに使われる数字で、実際の利息に手数料や保証料などを入れて計算したものです。

詳しい事はググってみるとたくさん解説が読めますが、要するにここのパーソナルジムでは「借りたお金に対して利息が19.8%かかるよ」と言う意味です。利息がこれだけ高ければ、当然返すお金も増えます。

また、利息と言うのは支払い回数が多ければ多いほど増えるため、60回払いと言う大分割をしたことで利息の額が膨らみ、最終的に35万円の借金に対して25万円も多く支払う計算になっています。
支払い回数が多ければ多い程、借金をしている期間が長くなるため、支払う金利も多くなるということです。

パーソナルジムローンを絶対に辞めた方がいい理由

ここまで書くと「パーソナルジムローンってヒドイ!」と思う方が多いかもしれませんが、単純にローン=悪ではありません。

上記の有名パーソナルジムも、「頭金なしで月々1万円程度で通える!」を広告文句にしてはいますが、「実質年率が19.8%なこと」「支払い総額が60万円になること」はきちんと記載されています。
利用する側がきちんと契約内容を理解して支払い総額に納得できたのであれば利用するのも良いでしょう。

ただし、細かい契約内容を理解しようとせず「良く分かってないけど月1万円でいいって言うから」と考えている場合は、パーソナルジムローンは絶対に辞めた方がいいです。最終的にいくら払うのか分かっていない人がお金を借りるほど怖い事はありません。自分が考えている以上の支払い金額に、泣く事になります。

パーソナルジムは諦めるしかないの?

では、いま現在現金が無い人はパーソナルジムを諦めるしかないのでしょうか?
たとえ仕事をしている人でも、何十万円もの大金をポンと出すのは大変です。「借りる」と言う選択肢もアリだとは思います。
ただ、「借りる」選択肢をした場合、本当にパーソナルジムローンで良いのか?は必ず考えてみましょう。

普通に生活しているとあまりお金を借りると言う経験は無いかもしれませんが、(消費者金融などではなく)健全な方法でお金を借りる方法は、実はたくさんあります。

たとえば、銀行を利用するという方法があります。
銀行のローンと言うと住宅ローンのような大きな金額を借りるイメージがありますが、前述のスルガ銀行のパーソナルトレーニングローンのように、各銀行では10万円~など少額のローンも用意しています。
以前、ライザップでライザップのローン金利が高いので、銀行のローンで支払いをしたと言う人を見たことがあります。
誰でも銀行口座は持っていると思うので、普段使っている銀行のホームページで金利を調べてみましょう。

また、クレジットカードで現金をキャッシングして支払いをすると言う方法もあります。
試しに楽天カードのキャッシングで返済シュミレーションをしてみましたが、30万円のキャッシングで月2万円の15回返済にした場合、支払い総額は335,499円です。利息は35,499円。
実質年率は18.0%と高いですが、自分でお金を借りる場合は月々の返済額や返済回数を自分で決められるのがメリットです。
利息を少なくするには、とにかく返済回数を少なくするのがポイントです。
返済借入金額を小さくして返済回数を少なくする事で、利息金額を抑えることができます。
ただ、金利は高いので、半分は自分で用意して半分だけクレジットカードのキャッシングを利用するなど工夫した方が良いかなと思います。

ただし、クレジットカードを使う場合はリボ払いは絶対しないように!
違う地獄を見てしまう可能性があります。

とは言え、お金は借りないに越したことは無い

パーソナルジムローンの実際の支払い金額を見て「こんなに払うの!?」と驚いた人も多いのではないでしょうか?

自分で調べて、比較的金利の安い所からお金を借りた方が良いのはその通りですが、もっと言ってしまえば、そもそもお金は借りないのが一番です。
お金を借りると言うことは、必ず金利を払うことになります。金利と言うのは余分に払うお金です。消えてしまうお金です。こんなにもったいない事はありません。

もちろん、「痩せることで全てが好転する」と確信を持っている方であれば、1日でも早く痩せるために、お金を借りるというのも間違ってはいないと思います。

ですが、パーソナルジムに通おうと考えている人は「今回こそ本気で痩せよう」と思っている人だと思います。
「本気で痩せる」には、強い精神力が必要です。毎回の辛いトレーニングを耐えて、食べ物の誘惑にも負けない気持ちが必要です。

お金を貯めるのも同様です。
欲しいものを我慢する、ランチを我慢してお弁当を持参する、Wワークで稼ぐ、残業で残業代を稼ぐ、色々手段はありますが、どれも強い精神力が必要です。
本気でダイエットする覚悟がある人なら、本気でお金を溜める事もできるはずだと思うのは、私だけでしょうか?

パーソナルジムの支払いに分割払いやローン契約を考えている方は、痩せるための一歩として「まずはパーソナルジムのための費用を貯めることを頑張る」と言う選択肢も、考えてみて下さい。

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